デザインってなんぞや volume1
『デザインってなんぞや』
そんな壁にぶち当たったのは大学入学1年目の冬で、パッケージをリデザインする課題で。
結論から言うと、当時はデザインは哲学だと思った。
正解がないんじゃなくて正解が沢山あるからこそデザインが成り立つ。
誰かにとっては無意味なデザインでも、誰かにとってはすごく刺さるデザインかもしれない。
でも誰にでも受け入れられるデザインは、万人受けするけど深く刺さる面白さはない。
(難しい)
私は無意識に万人受けするものを作っていて、ターゲットを特定するのも分析するのもそんなに好きじゃなくて、だからといってグラフィックなどのインプットが秀でているわけでもなかった。
何かに秀でている訳では無いけど、やろうと思えばなんでもやれた中途半端なデザイン、もしかして万人受けを求めていたのは自分?って今書いて気付いたり。
自分の今までのデザインの成績としては、割と優秀な方だったんじゃないかなと思う。
でもS単を取ったからって社会に出て上手くいくわけじゃないこと、万人受けとデザイナーウケは違うことを身に染みて感じた1年目の冬。
そういえばオリンピックのロゴも一般人とデザイナーで意見が分かれたんだっけ。
もし一般人ウケとデザイナーウケが違うならば、私はこれから社会に出て様々なデザイナーと関わって、スキルを伸ばしていったとしても、それって本当に利用者が求めているものになる?っていう疑問。
とりあえず、早く社会に出てデザインを学びたい!
4年目もデザインってなんぞやの疑問はまだ晴れないけど、これからも探し続けていきたいなーと思う。だからこれはまだ、volume1。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?