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自転車屋さんの高橋くんにときめく

今回は漫画の感想!

松虫あられさんが描かれている漫画「自転車屋さんの高橋くん」
調べたら2019年の4月からトーチwebで連載しているらしい。
トーチweb 自転車屋さんの高橋くん (to-ti.in)
私は単行本買って読んだ!(どうでもいい情報やけど私電子書籍派

調べて知ったけど単行本の続き無料で読めるんこれ?最高なんやけど。しかもなんかドラマまであるやん!大人気やん!!(全然知らんかったすんません
あかん。脱線した。

あらすじとか説明せんから気になる人はとにかく読んでほしい!
今ならKindle Unlimitedで1巻無料らしい。

以下、やっと感想!
高橋くん言葉足らずやけどめっちゃいい…全員がいいやつ。
で全員の考えの違いがわかる~~
違うよね。そうやんね。言わな伝わらんよね…。

思うだけで行動に移せないこともあるし、思考停止して自分の想いを言葉にできなかったこともあるし、深く考えずに行動に移してしまって後悔することもあるし、何の気なしに発した一言が相手を傷つけちゃうこともあるし、さらに自分が傷つけたことにも気づけないこともある、、、、あるよなぁぁぁぁ。

この漫画、全人類それぞれのどこかしらに何かは絶対刺さると思う。すごい。

最近自己肯定感を高めようとか、自分を好きになろうとか、そういう自己啓発?みたいな話多いけど、この作品でみた「自分を大切にしてくれる誰かのために自分を大切にする」って考えめちゃくちゃええな。。。

いや私、恋人おらんけども。誰やねん自分を大切にしてくれる人。

恋人おらんならじゃあ家族大事にする?って安易な発想なりそうやけど、この作品はそこも人それぞれやっていう答えをくれてる。すごい。
全方位へのサポートが手厚すぎる。

現代はいろいろ多様化してるとかいうけど、多様化してるんじゃなくて一般人も言葉を発信するツールが増えて、みんなの考えが気軽に耳に届くようになってるから、多様化してるように見えてるんちゃうかなと思う。

なんか今までならなんとな~く、ちょっとした男尊女卑とかに気づいてもスルー出来たし、心のモヤを感じても目をつぶれてたけど、今そのモヤが間違ってない!みんな感じてる!っていろんな場所で示されたり、いろんな人の意見を目にしたことで、自分の感覚が間違いじゃないって安心できたから、そういうのをまた自分の言葉にしてアウトプットできるような気がする。

いやでもこういう周囲に流される感じって結局日本人的な発想なんかな?あんまりにも声が大きすぎると村八分なりそう…(会社員時代の朋子から引用)。

朋子のセリフですごく好きなのは会社辞めたのを高橋くんに伝えた時。
「自分を大切にしてくれない人のために頑張ることなかったのに、それに気づくのに10年かかった」
ぐぁぁぁぁぁ気づかせてくれたのは高橋くんです…!!!!!ほんともう最高。ありがとうございます。

あと高橋くんのセリフで地味に好きなんが、
「喧嘩したままバイバイするんいやや。」
ぐっ可愛い。可愛いがすぎる。
こんなん言われたら帰れへんやん。ってなるけど、
朋子普通に「頭冷やさせて。」とかゆーてつっぱねてててすごい。流されない女…強い。

二人のやり取りがすごい絶妙で最高。この短期間で何回も読み返してる。
周りのキャラもいい人多くてほっこりしたり、罪深いなぁ…と思うこともあったり。

人と人が一緒に居るのってやっぱ簡単じゃないよね。それをわかった上で一緒に居るっていう選択をするのが、すごくいいなって思った。

心に残った単語、話数とページするメモして残すやつ、やりたいな。最近よかったって感じた作品で時間見つけてやりたい。


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