見出し画像

人生のいつ"大人になった"と感じるのだろうか。

本日10/10をもちましてわたくし23歳になりまして、さらに10月でオーストラリアに来て半年が経ったわけです。(正確には26/10)

せっかくなので、今回はオーストラリアで過ごした23歳記念すべき1日目を振り返ると共に半年間で感じたことなど日本語で軽く記していきたい!

※壮大なタイトルがついてますがただの振り返りです

それでは。
23歳の最初の朝は結論から言うと最悪だった。

1.オーストラリアで迎える23歳の朝

次の家の用意ができるまで、説明は省略するとして、ホステスに泊まらなければならないことになった。今回は、前回泊まったホステスと同じ会社の別の場所に泊まってみた。

普段ならこういう冒険はしないのに、AUに来てから新しい体験を求めるようになり、思い切ってこの選択をした。
今回はカプセルホテルのような感じの部屋だった。

ホステスというのは、大人数で1部屋をシェアするタイプのホテルのことで、プライベートが薄い代わりに、とにかく安い。長期滞在する時や、節約したい時には利用しない手はない。

とはいえ、ホステスにも問題はある。今回気になったのは、"匂い"だった。例えるなら、夏の部室でカレーを食べた後のような匂い。男臭いのか、カレー臭いのか、とにかく匂いが強烈だった。

9日の夜、その匂いがきつくて眠れるか微妙だったが、なんとか周りに自分の洗濯したての服を置いて防臭作戦を実行。なんとか眠りについた。

しかし、朝起きて扉を開けると…んね?
"すごく嫌な気持ちになった笑"

その後、星野源の曲を聴き機嫌を取り戻し、学校へ向かった。

2.おめでとうはいくらあってもいい

学校では新しいセッションが始まり、"English Through Photo(ETP)"の授業を取っている。
簡単に言えば、写真を通じて英語を勉強しようというものだ。同じクラスには、いつもこのブログに出てくる顔ぶればかり。

うちの学校は英語のレベル分けがされていて、レベルごとに取れる授業が異なる。"ETP"はI2から受講できる。

教室に入ると、みんなネイティブ並みに流暢に話している。その光景に呆気にとられて、私はあまり喋ることができなかった。「もう語学学校に通わなくてもいいんじゃない?」と思ってしまうほどのレベルだった。
悔しいけど、リスニングで理解するので精一杯。やっぱり、まだまだなんだと改めて痛感した。

ちなみに、いつものメンバーは、1人を除いて全員遅刻してきた笑

少ししてから、学校の外に写真を撮りに行くことに。さて、今回撮った写真がこちらだ。

悪くないよね👍

授業の終わり頃、自由時間の時にいつものメンバーがお祝いしてくれた。正直に言うと、昨日買い物に行っているのを察していたので、今日は何かしてくれるのではないかと思っていた。ごめんね笑

でも、どうやらかなり時間をかけてみんなで選んでくれたらしく、すごく欲しかったデザインのTシャツとベルトをもらった。すごく嬉しいサプライズだった。みんなありがとう。

そのあと用事があったので学校に戻った。暇つぶしにMBTIをやったのだが、前回の結果よりもさらにIが強くなっていることがわかり、少しショックだった。AUに来る前はEだったのに、日を追うごとにその割合が上がり、今では80%がIだ。もちろん100%信じているわけじゃないけれど、こうして数字で表されると、やっぱり考えさせられるものがある。

3.タロンガ動物園

タロンガ動物園では、誕生日の人は$1で入れるらしく、学校終わりに誕生日が同じわか(おめでとう)とフェリーに揺られて向かった。

動物園に行くのは、小学生の頃の遠足以来で、その時の記憶が一番新しいくらいだ。

友達から、タロンガ動物園はとにかく広くて、全部を満喫するには最低でも4時間はかかると聞いていた。
でも、閉園が5時の動物園に着いたのは2時頃だった。入園すると、流れるように動物を見て回った。

ライオン、ゾウ、キリン、ゴリラといった動物園のスタメンから、カンガルー、コアラ、カモノハシなど、オーストラリアならではの動物もいて、バラエティに富んだ動物園だった。特にペンギンのコーナーは、時間があれば時間を忘れて見入ってしまうほど魅力的だった。

言われていた通り、とにかく広くて、場所から場所へ移動するのにかなり時間がかかったが、なんとか全部見ることに成功した。

限定缶バッジをもらった。

4."誕生日"という言い訳は今日しか使えない

今日は誕生日なので、という言い訳は今日しか使えない。お腹も空いたし、どうせなら贅沢してやろうとIPPUDOへ向かった。
普段は$21する一風堂も、今日は誕生日だからという理由を自分に言い聞かせて、思い切って啜った。もちろん、替え玉もつけて。なるべく贅沢を楽しもうと思って。

$21の一風堂

5.人生のいつになったら"大人になった"と感じるのだろうか。

そのあとは、1人で公園でぼーっとしていた。
文字通り何もせず、ただ好きな音楽を聴きながら、陽が落ちるのを眺めていた。
幸せだ
そういえば、今までオペラハウスを撮ったことがなかったと思い、オレンジ色に染まるオペラハウスを待ちながらシャッターを切った。これがそのオペラハウス。

そしてこのとき思った。いつ大人になるのだろうかと。
法律的には18歳からもうすでに大人である。しかしながらまだ高校卒業したての年齢を大人と呼べるかは微妙である。
ならば20はどうだろうか。自分は20で大人になれると思っていたがどうやら違ったみたいだ。心はずっと子供のままだ。
23になった。いまだに中身は変わってない
果たして人生のいつになったら大人になったと感じるのか、
星野源は言ってた。(確か。)この世の中には大人はいないんだと。みんな大人のふりをした子供なんだと。
まさにその通りだなとぼーっとしながら考えた。

ベストOpera house

6.そんな、

1日を過ごした。
普段と大きく変わらない、いつもの日常。少しの贅沢と大きなサプライズを添えて1日を楽しむことができた。
祝ってくれたみんなありがとう。
23歳は、Be adultで頑張ります。

あれから、半年経って

話は変わるが、実は10月21日でAU🇦🇺に来て半年になる。空港でみんなに見送られてから、もう1年の半分が経ったのかと思うと感慨深い。
振り返ってみると、長いようであっという間だった。6ヶ月という数字はとても長く見えるけれど、振り返れば一瞬のような気もする。

そんな一瞬だった6ヶ月に、あと4ヶ月で最後の夏休みが終わってしまうと考えると、あっという間に時間が去っていくのかもしれない。

ヨーロッパの街並みに多様な文化がミックスされたオーストラリアという国で、半年間生活し、様々な経験をした。
今では当たり前の光景になったが、裸足で街を歩く人や謎の巨大な鳥、飛び交う様々な言語が溢れている。
到着した当時は、全てがまるで冒険しているかのような感覚に包まれていたが、6ヶ月もいればそれが日常になった。
また、日本とは別ベクトルの大自然には時折圧倒される。ブルーマウンテン、グレートバリアリーフ、キュランダ山など、日本では感じることのできない大きさの自然が広がり、大迫力だった。

それもこれも経験できたのは、今後の自分の人生において大きな影響を与えるものになるだろうし、最高の経験だったと言える。あと4ヶ月で何が起こるのか、自分がどうなっているかを楽しみにしつつ、残された時間でできる最大限の努力をして、自分と向き合い、この環境を与えてくれた両親に感謝しながら最後の夏休みを終えたい。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集