民法の勉強方法(TAC生向け)
こんにちは!muuuです(*^▽^*)
ここでは民法について
私の経験談をもとに
民法勉強のコツと
おすすめしたいテキストを紹介しようと思います(^^)/
おさらい
本題に入る前に。
基本的な勉強方法について触れますね。
くどい!!と思われるかもしれませんが(;^ω^)
最重要内容です。
インプットとアウトプット。
ちなみに、私は前述のとおり、
教養科目全般が苦手でして、
50点をなかなか超えない暗黒時代を長くすごしたのですが(;^ω^)
民法において
暗黒時代が長った理由の一つは
アウトプットを丁寧にやらない、ことでした。
どうしてアウトプットを丁寧にやらなかったのかというと、
特にTAC生の方は一度は思ったことがある方が多いと思いますが、
民法に触れたことがない人間からしたら
覚えるべき論証例が多いし無駄に長いし、
言い回しも無駄に長く面d…いやいや、難しかったからです( ´艸`)w
今でこそ、その無駄に長く面d…いやいや、難しい言い回しも重要で、
一つとして抜けてはいけない、という意識になりましたが、
当時はまっっっっっっっったくそう思えなかったため、
文章なんて書きたくない!インプットだけで十分だ!!😠と
根拠ない思い込みの結果、点数が伸びませんでした。
そして、合格する前の年に、やっと自分の意識改革行い、
論証例を全て覚えて、
アウトプットをやるぞ!!
とにかくやるんだ!!!という意識をもつと、
翌年(合格した年)のTAC全国模試で、
民法は常に20位以内、
本番でも61点をとることができました!!!☆彡
もちろん、インプットやアウトプットだけ注力すれば受かる!!
というものでもありませんが、
基本的にインプットとアウトプットをやったうえで
プラスαとして何をやるべきか、
と考えることが重要です。
ですので、基本中の基本ではありますが、
インプットやアウトプットは最重要ということをお伝えしたく
長々と書きました。
ではでは、やっと本題に入っていこうと思います(^^)/
TACの民法
TACでのざっくりとした流れは、
①入門テキストの授業を受けて、
②基本テキストの授業を受けながら
論証例において特に重要なマーカーをひいて、
当該マーカー部分を中心に覚えて、
③答練、全国模試にて論文を書く→覚える→書く→endless…。
という内容だと思います。
個人的に、
これだけの内容を1年程度こなしていただけでは、本試験で受かる人はほんの一握りだと思います。
勿論、民法に勉強経験があったり、なんとなくセンスがある人など例外は除きますが、
私のような経験もなく、センスのかけらもない人は上記内容をやったからといってなかなか受かるものではありません。
なぜか?
基本テキストが論証例の説明に重きを置いているからです。
もしかしたら勘の良い人ならばここで何を申し上げようとしているのかが
わかるかもしれません(^▽^;)
丁寧に申し上げると、
勉強をスタートするときは授業から消化していきますよね。
民法入門から始まり、次は基本講義と。
そして基本講義が終了すれば、暗記をしつつ、いざ、答案作成へ!
ということになると思いますが、
この時、基本テキストが論証例に重きを置いているため、
論証例の暗記が少しできているが、問題が解けない。
ということが起きます。
確かに、鑑定理論であっても、いざ問題を解こうとなったときには何から書いたらよいかわからない、となりますが、
鑑定理論の場合は民法と違い、せめて用語の定義をある程度書くことができれば数点もらえます。
ですが、民法は用語の定義を書いたところでほとんど0点です。
さらに言うと、基本テキストで暗記が推奨されている論証例をシンプルに書いても0点です。
つまり、基本テキストの暗記推奨箇所を暗記すれば、点数がとれる!というものになっていないのです。
ちなみに答練の解答例をフル覚えしても
点数がとれるという確証もありません。
(全く同じ問題が出るとは限りませんから(;^ω^))
ここがミソですね。受験生がひっかりやすいところです。
私も散々な目にあいました(´;ω;`)
じゃどうすればいいのか?
この解決法として、
民法の本質を理解すること重要です。
具体的には、たとえば、
民法には物権と債権があって、
物権的請求権には何があって、さらにどの要件が必要なのか、
債権的な請求権には具体的にどういう権利があり、どういった場合に主張ができるのか、
といったことです。
この本質について、入門テキストでは触れています。
ですが、受験生の多くは入門テキストの終了後に
入門テキストは押し入れに入れられ、
基本テキストをこなすようになって、
その後は基本テキストばかり使用することになってしまい、
入門テキストはだいたい忘れ去られる、ということが起きます。
そしてこれは勉強期間が長ければ長い人ほど起きやすい現象で、
論証例をほぼ覚えたものの、
いざ問題を見ると何から書いたら良いかわからない、
もっと言うと、
Aさんにはどういう請求権があって
どのような主張できるのかがわからない、
ということが起きます。
おっけ!
じゃあ入門テキストを勉強すればいいんだね!
となると思います。
それでも良いです👌
ただ、個人的には入門テキストは端的に書きすぎて
解説が少ないように思います。
もしも入門テキストでピンとこない方のために
伊藤真の民法入門
をおススメします(*^▽^*)
この本は民法の勉強の仕方から、
民法の本質までしっかり触れて、
また、所々でミニテスト(選択方式)もありますので、
ある程度やり込むことをおススメします!
ただ、注意なのは
会計学と同じで、
我々はあくまで不動産に関する民法を勉強するのが主目的ですので、
これと少しズレたテーマ(例えば、家族法など)は、
深堀する必要があまりないということは覚えておいて下さい😊
以上になります!
TACの民法はご存知の方も多いですが、
評判があまり良くないです。(;^ω^)
それと反比例して、
LECの民法が秀逸だと有名なんですよね😓
あまり詳しくないのですが
テキストが優秀なのだとか。
少し見たことがありますが、
元TAC生の私からしたらよくわかりませんでした💦
それもそのはず、
TACとLECでは、
結論が違うところがあるようで、
論証例も全く違いました。
ちなみに、受験生時代にLECの全国模試だけ受けていたのですが、
TACではそこそこ点数が取れていたにも関わらず、
レックでは一桁とか、10点代とか…全く点数が取れませんでしたね(;^ω^)
確かに色々な問題に触れることは良いことなのですが、
点数が取れないと精神衛生上にも良くないので、
受けたとしても、問題だけ貰うぐらいにとどめておいた方が良いかと(^▽^;)
また、TAC生でも、民法だけはLECで受けているという受験生もいましたが…これはあまりお勧めではありません。
なぜなら、勉強スタートからLECの授業を受け続けるならば良いのですが、途中からですと、各学校で扱っている論証例(文章)が違いすぎて覚えなおしということが増えて、結果的に遠回りになってしまう可能性が高いからです。
ですので、
TACを選んだならば、最後までTACでやり続けていた方が良いです(^^)
必要なことを
漏れなくやる切ることができれば
必ず受かりますから!!
つぎは、経済学について書きますね😊
ではでは今日はこの辺で。
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