基本的な勉強方法。その2。
こんにちは、muuuです!
前回、暗記について
ねちねちと書かせていただきました(*´∀`*)
あれでもコンパクトにした方なのですが…←( ゚Д゚)
まぁそれだけ重要だということが伝わっていただければ
皆さんは私のような失敗はしないと思います✌
さて、前回に引き続き基本的な勉強方法に参りましょう!!
暗記は常に。そして、アウトプットも忘れずに。
インプットが暗記や授業などを意味し、
アウトプットが答練、模試をする(書く)などを意味します。
TACでも常々言われていることですが、
インプットとアウトプットを繰り返し行うことが重要で、
合格への近道になります。
いやいや、覚えていたら書けるでしょ①とか、
インプットの時はインプットに専念した方が時間効率はいいでしょ②とか、
そんな書くこと(アウトプット)なんかしなくてもいけるっしょ!指にタコができるし嫌だよ③とか
当時の私は言っておりました。
じゃ、それぞれ論破していきますね!(*´∀`*)
まず、①。
ええ、そうです。覚えていても書けません。
不思議ですねぇ。
では試しに正常価格の定義を書いてみて下さい。
そんな、超超超基本的なことを聞くなって!とお思いですか?
この記事を読んでいる、いま書いて下さい(^^)
覚えていたらいつでも書けますよね。
無論、何も見ずに、です。
1分程で書けるのでぜひ書いて下さい。
正確に、書けますか?
自信をもって、書けますか?
答えを載せておきましょう。
正常価格とは、市場性を有する不動産について、現実の社会経済情勢の下で合理的と考えられる条件を満たす市場で形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格をいう。(鑑定評価基準5章)
書けましたか?
そんなの簡単だよ!!
って笑い飛ばして下さいね!(^^)
完璧に答えたつもりでも答え合わせしてみると、案外と間違えています。
例えば、社会経済情勢の「経済」が抜けていたり、「市場性を有する不動産について、」が丸っと抜けていたり、条件を市場と書いたり。
これらを本番でやると大幅な減点となります。
もう少し厳密にいうと、概ね合っていたとしても
一部減点を受ける+答案全体の印象が最悪になる、です。
なぜなら、正常価格の定義は超超超基本であり、
採点者からしてみれば、
こんなことも正確に書けない奴に不動産鑑定士になって欲しくないという心理となり、粗探しされ、全体的に良い点数がもらえなくなります。
あとはまぁ細かい話をすれば、
・アウトプットをすると漢字の間違いに気づく(例えば、再調達原価を再調達減価と書いたり、比較衡量を比較考量と書いたり)
・アウトプットをすると書き慣れる(例えば、「鑑」の字を早く書けるようになるなどw)
とまぁアウトプットのメリットを挙げればキリがありません!
そんなこと言ってもさぁ…インプットの時はインプットに専念した方が時間効率はいいでしょ②
そうです。確かにインプットの時、インプットに専念した方がインプットの時間効率は良い(はず)です。
しかし。
合格への道のりを考えたときにどうでしょうか。
これは勉強をスタートしたばかりの人によく言えることなのですが、
インプット、すなわち暗記や理解(ここでは授業とします)に充てる時間が長すぎると、
暗記や授業をスタートした直後の内容を覚えてられますか?
答案で正確に書けますか?
多くの人が書けないと思います。
練習としてのアウトプットは、いわば一般的にいう復習と同じ役割をしています。
具体的にいうと、
一日目 授業+暗記(アウトプットなし)
二日目 授業+暗記(アウトプットなし)
三日目 授業+暗記(アウトプットなし)…
この方法だと、確かに理解はよく進むでしょう。
でも三日目のとき、一日目に暗記した内容はどれだけ残って(定着)しているか甚だ疑問です。
しかし、
一日目 授業+暗記+正常価格の定義を5回書く。
二日目 授業+暗記+地域分析の定義を5回書く。
三日目 授業+暗記+原価法の定義を5回書く。…
どうですか?
三日目に正常価格の定義が残って(定着して)そうに思いませんか。
100%定着していないかもしれませんが、少なくとも半分は残っているかもしれません。
えー、そんな書くこと(アウトプット)なんかしなくてもいけるっしょ!指にタコができるし嫌だよ③
はい。
タコできましたよ。
もはや、合格者の印では?なんて勝手に思っているわけですが。( ´艸`)
そして、テーピングともお友達でしたね。
そんな友達、いらねぇーよ!!!!くそったれ!
いやいやいやいや、マジで大事。
本番、その手で合格をもぎとらねばなりませんから
ちゃんとケアして下さいw
腱鞘炎とかマジで気を付けて下さい。
まぁ個人的には自分の手を使ってアウトプットするのが一番近道だと思いますが、どうしても嫌な方には…
Word等でアウトプットしている合格者もいました。
というわけで。覚えて、書く。をひたすらに。
またしてもアウトプットだけで長々と書いてしまいました(;^ω^)
でも、ほんと重要なんですよ。
ちなみに答練の答案を採点してても、ほぼ完全コピーとか見かけます。
おそらく、答えを見て書き写しているのでしょうが、
あれはアウトプットの内に入りません。
力が付きません。単に時間の無駄です。
というわけで。
基本的な勉強方法は、
インプット(暗記)
と
アウトプット(答案を書く。暗記したものを書いてみる。)
でした。
以上です。
え。
これだけ????
と思われた方もいると思います。
そうです。これだけです。
鑑定理論はもちろん、
民法や会計、経済、全ての教科にいえる、
基本的な勉強方法はこの2点です。
この2点をひたすら繰り返すのみ。
私はこの2点を受験前日までしていました。
具体的には
大問1問解く(書く)→答え合わせ→間違えた箇所を暗記。
これを2教科それぞれ1回ずつ。
まぁ正直、「書く」ことについていえば、
鑑定と民法を特に書いた方がいいですね。
会計や経済はキーワードを書くだけというケースもあり、
相対的に書く量は少ないですから。
とにかく、
覚えて、書く。
です。
次回は鑑定(理論)の勉強方法を書くつもりです。
では、今日はこの辺で。
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