タトゥーやアートメイクのインクに細菌が潜んでいる
アメリカ食品医薬品局(FDA)の最新の調査によると、タトゥーやアートメイクに使用されるインクの約35%に細菌汚染が確認され、これが感染症や健康被害を引き起こすリスクがあるそうです。
FDAの報告書によると、タトゥーインクの製造過程における消毒の不備が細菌汚染の主な原因として挙げられているそうです。
タトゥーインクの製造・充填時に無菌状態が保たれていないと、製品に細菌が混入し、未開封であってもそのまま販売される危険性があるそうです。
又、ラベルに無菌と記載されているにもかかわらず、細菌が含まれていた製品も複数存在したそうです。
含まれている細菌は、
1.腐性ブドウ球菌
一般的には尿路感染症の原因となるそうですが、タトゥーインクを通じて皮膚に侵入すると膿疱性皮膚感染症を引き起こす事があるそうです。
2.アクネ菌
通常は皮膚に常在している無害なものだそうですが、タトゥー施術による皮膚の傷口から侵入すると炎症を引き起こし、治療が困難な場合があるそうです。
更にFDAの報告では、未開封のインク製品のうち50%で細菌汚染が確認されているそうで、これが業界全体の製品安全性に大きな課題を提示しているそうです。
タトゥーやアートメイクのインクに細菌汚染がある事に驚き、怖いなと思いました。
タトゥーを入れようと思っている人は気をつけた方が良いですし、そもそも入れない方が良いんじゃないかと思いました。
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