二度目の救急搬送
任意後見の申立て書類が揃い、送付完了。
ホッとしていましたら・・・
グループホームからの電話。
様子がおかしいと職員さんが気づき、訪問クリニックさんの指示で救急車を呼んだ、と。
すぐにタクシーで施設に向かっていたら、電話。
前回の病院に搬送が決まったとのこと。
そのまま病院へ向かいました。
担当してくださったのは、前回と同じ先生。
ほかにも前回のことをご存じの先生や看護師さんがいらして、心強い。
診断は、「てんかん」
脳梗塞で影響を受けていた神経細胞が異常な活動をしたための発作という説明です。
脳梗塞の再発の兆候はなし。
搬送されてきた時のけいれんは、点滴で収まりましたが、その後の状態についてはまだ不安が残るとのこと。
付き添ってきてくださった職員さんによると、
3時のおやつまではまったく異常なし。
その後、トイレ誘導のため立位をとろうとしたところ、右半身の脱力があり、呼吸も乱れているような様子があった、と。
クリニックの先生の指示で救急車を呼んだが30分かかると言われ、その間にクリニックの先生が到着して状態を確認してくださったと。
おそらくクリニックの先生が搬送先決定に関わってくださったのかな・・・
前の病院なら、話が早い。
職員さんの気づき、クリニックの先生の対応、みなさんのおかげで、的確な処置を受けることができました。
ということで、入院となりました。
2日後、先生からのお電話。
心房細動(不整脈)があるので、脈拍や血圧に異常が出る様子があるとのことで、その治療に関してのお話でした。
場合によっては、電気ショックの治療が必要となるかもしれない、と。
実は・・・
救急搬送の後、母の顔を見ながら、複雑な気持ちになったんです。
落ち着いたとはいえ、点滴を受けて眠っている母を見ていたら、
「90歳を超えて、どうしてこんなに苦しまなくちゃならないの?」
「脳梗塞から、幸いにも回復して、やっと穏やかに過せていたのに」
「シャキシャキと動き回っていた母が、認知症になっただけでも辛いのに、
骨折だ、脳梗塞だ、不整脈だ、てんかんだ・・・って・・・」
「もう・・・体が悲鳴を上げているんじゃないのかな・・・」
苦しそうな顔を見るのは、辛いです。
以前から母は、「延命処置はしないで」と希望していました。
私自身も同じ思いです。
先生の電話での確認に、今の私の思いをお伝えしました。
心が揺れますけれど・・・
複雑な思いですけれど・・・
「その時」が近づいているのかな、と感じます。
そうだとすれば、できるだけ穏やかに「その時」を迎えてほしい。
そんなふうに思っている夜です。