迷惑をかけて生きる
日本では、「人に迷惑をかけてはいけない。」と、子どもの頃から教えられることが多いですが、私はこの言葉があまり、しっくりきていませんでした。
迷惑をかけずに生きるなんて、無理だと思ったからです。
そんなとき、大学生くらいの頃、とある先輩がこんな言葉があると教えてくれました。
これは、インドでの子どもへの教えだそうです。
私は、迷惑をかけてきた側の人間なので、この言葉にはとても救われました。
「迷惑をかけた分、人を許そう。」
そう思うと、気持ちが楽になりました。
生きている以上、どこかで人に迷惑がかかってしまう。だからこそ、反対にその分、人を許す、これなら、私にもできそう、と思ったのです。
また、『ONE PIECE』のルフィの名言
この言葉たちも、私は大好きです。
誰にだって、得意なこと、不得意なことが必ずあるはず。
だからこそ、得意なことでは自分の力を発揮して、不得意なことでは、それが得意な人を頼る。
ルフィの、仲間を信じているこの言葉が、人を頼るのが下手な私にとっては、初めて読んだ当初からとてもとても響きました。
私は、誰かに助けてもらってないと、ここまで生きてこれなかったです。(死にたいと思ったこともありましたが、いろんな人が手を差し伸べてくれて、ここまで生きてこれました。また記事にします。)
いろんな人に助けてもらったからこそ、今の自分があります。こんな私を、好きでいてくれる友だちや周りの人もたくさんいます。
これからも、人に迷惑をかけた分、人に優しくあれる、人を許せる自分でありたいです。