マンションを引き払う。👽本気で大活躍。
いや~、まいったまいった。
いとこをいじめる困った下の叔母のその後です。
昨年末(2022年12月)、私一人で下の叔母に会いに行き、叔母のマンションを引き払うことを再度説得し、片付けを手伝ってきた。
嫁ぎ先のハプニングで引き払う予定が1か月延期になり、いとこも体調フラフラ。でも2月末には引き払うという不動産屋との約束。残りの荷物の片付けや掃除はいとこたちだけでできるのか?
いろいろな段取りを、いとこと電話で話しているのが聞こえたのか、パラレルワールドから帰って来ていた夫👽が「荷物の引き揚げを手伝いに行った方がいいんじゃないか」と言い出した。
日頃から「あの時はそう思ったけど、今はそうは思わない」などと平気で発言を覆す👽なので、私も3、4日静観していたんだけど、どうやら本気らしい。2月中旬に3泊4日で手伝いに行ってきた。
新幹線にじっと乗っていられない👽なので、車で片道10時間。
九州なので高速道路には8時間。私も運転しようかと思ったけど、慣れていない車なので、結局👽が全部運転してくれた。みんなに凄い凄いと言われてご機嫌。まだ若い!と自信が持てたのは良いことだ。
いとこの二十歳になる娘が「お母さん、お父さんと10時間も狭い車の中に一緒にいられる?」と聞いてきて、いとこは速攻「無理!」と。しかしなぜか👽は二重人格の「いい人」が前面に出ていたので上機嫌で、私も嫌な思いはしなかった。
年をとってトイレが近くなり、昔よりPAで休憩する回数は多かったが、終始👽はご機嫌で、まったくもめることなく、旅行気分で目的地に着いた。👽がずっとこの状態なら私も悩むことはないのに、何かでスイッチが入り人格が急変するのが残念でならない。
叔母のマンションについてからも、外面良夫なので何ももめることはなかった。いとこはグレーゾーンのことは知っているけど、普通に会話できるし、「思っても本当に手伝いに来てくれる人なんていないよ~~。👽さん、優しいよなあ」と大絶賛。私の友人も、「奥さんのことでそこまでしてくれるご主人はいないわ」と。👽、また株を上げやがった。
片付けの現場ではいとこの息子も加わり、重たい家具を運び出すなど、男手が3人もいたのでかなりはかどった。
いとこのご主人は軽トラで片道2時間を最高で1日3往復。すごい体力、気力。部屋にまだ残っている服や寝具、雑多なものを袋に詰めたり紐でくくったり、👽も大活躍してくれた。
晩御飯を食べに出たり、お寿司を取ったりして、みんなでワーワー言いながら片付けたので、みんなが少しでも気が紛れたのではないかと思う。もうこうなったら共に闘う(誰と?)同志である。
誰のためにこんなことをしてるん?いとこが陣頭指揮を執ってくれなかったら誰がやってくれる?いくら暴言を吐く叔母でも私やいとこがこどもの頃は普通の時もあった。でも、気が強かったから、いとこや亡くなった真ん中の叔母(いとこの母親)は嫌な思いをしたこともあったみたい…。今の暴言がわからないでもない。
そんなモヤモヤした気持ちが時々沸き上がり、思い出したようにいとこと文句を言い、でも知らんぷりはできないこの現実。
3泊4日でめどはついたがすべてが終わるはずもなく、残りの片付けと掃除はいとこが頑張ってくれた。
1年間住んでいなかったので、風呂場や洗面所はカビだらけ。いや、その前から足腰が痛かったからほとんど掃除をしていなかったんじゃないか?それほどひどかった。👽も気づいていただろうが、思ったことをストレートに言うグレーゾーンにしては、その場では何も言わなかった。家に戻って「すごかったな」とは言ってたけど。
荷物の運び出しの見積もりが30万近くになったので業者に頼むのはやめて軽トラで運び出した。しかし、そこで安心するのは早かった。引き払うにあたっての掃除や設備の入れ替え、壁紙の張り替えに費用が掛かる。
あの汚れ方だ。洗面所も浴槽も壁紙もすべて取り換えなければならないぐらいの惨状。不動産屋が提示してきた見積りがコレ⇩
19年住んでいたらしいが、これはないやろ~。だれが払うん?
明細を一つ一つ見たけど、無駄なものは見当たらないし、ぼったくりという金額でもない。長く住めば修理・清掃費が何割か割り引いてもらえるという話も聞いたことあるけど・・・。結局、いとこが「お金がないんです(;_;)」と粘って、30万ぐらいまでに抑えてもらった。
下の叔母に報告に行くと・・・「マンションを引き払ってくれと頼んだ覚えはない。あんたじゃなくて○○ちゃん(私のこと)に頼めばよかった」と言ったそうだ。いとこは「○○ちゃんにすべて話してる(叔母の暴言のことも)。私一人では大変過ぎるから」と下の叔母に何度も言ってるのに、そこは理解できていないのか?
いとこと私の考えが同じだから、マンション引き払いに至ったのに、話がかみ合わない。「そうやって、みんなで私をいじめるんやな」の一言も忘れていない。
も~、ほんまに疲れますわ~。
2月末にわかると言っていた、新しく入居する介護施設の選考には外れた。
次の選考は5月末。2月の末にマンションを引き払い、スムーズに移行できればよかったのだが、宙ぶらりんになった叔母の住所問題で再びいとこが走り回った。いとこの居住地に一時的に住所を移動させると、県が異なるため介護度の判定などに違いが出て、今度入る介護施設の手続きが複雑になるという新たな問題が出てきた。
次から次へと、誰のために走り回ってると思ってんだ?!
いとこの苦労がわかっていればあんな言葉は出てこないはず。
認知症ならあきらめもつくが、そうではないから話はややこしい。
「新しい介護施設に移ったら、叔母とは少し距離を置いた方がいい」と、いとこには言っている。
相変わらず、私もいとこも冷たい人間なのだ。