生誕100周年記念『中原淳一』展 in 京都
4月の初めに京都へ行った時、偶然、京都高島屋の生誕100周年記念『中原淳一』展に遭遇。ってこれ2014年、もう7年前のことになってしまいました。
横尾さんのことを書いてたら写真が出てきたので懐かしくなって記事にします。娘が大学生だったころ遊びに行ったとき、たまたま高島屋で開催していたので、ラッキー!直行!予想を大きく上回る展示に感激でした。
私は、こういうノスタルジックな物に弱いのです。
中原淳一(1913・大正2年~1983・昭和58年)は、デザイナーでイラストレーターの草分けである竹久夢二(1884・明治17年~1934・昭和9年)の流れを継ぐイラストレーターでありファッションデザイナー。婦人雑誌『それいゆ』の編集や表紙画、スタイル画をはじめ、“カワイイ”物をたくさん手がけましたが、ただカワイイだけでなく、女性がおしゃれに賢く暮らす提案を目指したそうで、時代の何歩も先を行く人だったようです。
高島屋では期間中、各階で“乙女魂”あふれる商品を紹介。無料配布のチラシも中原のイラスト満載で、思わず手に取る可愛さでした。
⇧このようなレトロなファッションで会場に来ている方もいて、びっくり。
中原に師事したのが内藤ルネ(1932・昭和7年~2007・平成19年)。19歳から中原の元で雑誌の制作に加わっています。竹久~中原~内藤と、3人ともすでに亡くなっていますが、日本の「おしゃれ」を作った人達と言ってもいいでしょう。
実家には母が若い頃に買っていた婦人雑誌『それいゆ』が何冊かあって、私も確かに見たのですが、母は「捨てた」と!!残念(>_<)
ノスタルジックでカワイイものは年齢関係なく、乙女心をひきつけます。