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下の叔母の闇は深く。気の毒だと思えない私といとこは冷たい人間なのか?

厄介なことになっている下の叔母の話。最後の投稿は今年の5月でした。

私の母は三人姉妹の長女で、厄介なことになっているのはその一番下の妹(82才)。子どもはおらず、夫は8年ほど前に亡くなり、一人暮らしだった。真ん中の叔母は2019年に亡くなり、落ち込んでいる下の叔母のためにいとこは約2か月、下の叔母のマンションで暮らした。その後は週に一度は隣県から2時間近くかけて通ったにもかかわらず、葬儀の直後から、いとこ(真ん中の叔母の一人娘)に対する下の叔母の暴言が始まった。

いとこのストレスが限界に達しそうになっていた2021年11月、下の叔母が友人との買い物から戻り、自分のマンションで大腿骨を骨折。手術、リハビリ病院への入院、老健への転院を経て、1年が経った。その間も面倒を看てくれているいとこに感謝するどころか暴言は収まらず。

リハビリ病院から老健へは3月に転院したので、6月初旬には次の介護施設をみつけて移らなければならなかった。老健(介護老人保健施設)は、怪我や病気で入院していた要介護者が自宅復帰するまでの橋渡し的施設なので、ずっとは居られない。ところが、コロナの院内クラスター発生や叔母の体調不良などで延長を繰り返し、さらに今回、来年2月までの3か月延長が決まった。「叔母にはお世話になったから、親ではないけど最期まで看る」と言っていたいとこも、すっかりその気をなくしてしまっている。

リハビリを拒否した下の叔母は結局自分の足で立てなくなり、ベッドから車椅子へ移乗するのも、トイレへ行くのも介助がないとできない状態になってしまった。食事や歯磨きはなんとか自分でできる。

そんな現状なのに、下の叔母は以前住んでいたマンションに戻って暮らすという。車椅子も入れない、誰かがいないと何もできない、蓄えもなく年金が入ったら介護費用で出て行く自転車操業なのに、いくら説明しても「なぜ、マンションを引き払わないといけないの!?」と話し合いにならず、「あなた(いとこのこと)が私の面倒を看ればいいのよ。」と言い放った。

自分の状況が理解できていないのか、わかっているけどわざとわがままを言うのか、どれが認知症の初期症状で、どれが正気なのか(わかっててわざといとこを困らせている)が未だにわからない。

5月の投稿から今日までで一番ヤバかったのは

高血圧のいとこが下の叔母の手続きをしに行った先で血圧が上がり過ぎ、駐車場で倒れて頭を打ち脳挫傷になってしまったこと。

たまたま子どもと一緒だったので、すぐに救急車を呼んで1軒目の病院へ運ばれたのだけど、意識があったので専門病院へ転送してもらえず、息子が運転する車で脳外科へ(救急車ってそういう仕組み?)

幸い血の塊が小さかったので、手術することなく自然に吸収されるとのことなのだが、先生に「打ち所が悪かったら大変なことになってたよ。」と言われた。今も病院に定期検査で通い、脳挫傷をきっかけに新たな症状に悩まされている。

さらにじれったいのが、ついているケアマネージャーや施設のスタッフが下の叔母の話をまるっきり信じていて、いとこは「お世話になった叔母に冷たくする姪」ということになってしまっているらしい。

介護の専門職ならいろいろなケースを経験しているだろうから、それを活かして、もっと客観的に、うまく収まるようにアドバイスするのが仕事ではないのだろうか?介護職員は「利用者さん」の意志を尊重するよう叩き込まれるそうだが、もう少し全体を見渡して考えることはできないのだろうか。

この数年で強くなったいとこは、ケアマネージャーやスタッフにかなりはっきりモノ申すことができるようになっているのだが、「なぜあんなに偏った叔母の話を鵜呑みにするのか不思議で仕方ない。」と。
下の叔母もかなり「女優」なのだ。

骨折入院から1年。老健にはいつまでもいられないのだから、次の行き先を決めなければいけない。「お世話になったのだから、姪御さん(いとこのこと)が引き取って家で面倒を看ることはできないんですか?」といった施設のスタッフ!もうちょっと目を見開いて、不用意な発言は控えてほしい。義両親の介護もあるのに、いとこが死んでしまうだろ!

下の叔母の友達とかいう女性。「本人が痛がっているのならリハビリはしないで!」とか「本人が納得するようにちゃんと説明してあげて」とか横やりを入れてくる。どうやら下の叔母が、わざと自分に都合の悪いことはその友人に伝えていないようなのだ。でもその友人も大人なら、なんかおかしいなと想像できないか?

どれだけいとこが丁寧に説明し、段取りし、先のことを考えているか。叔母と姪の関係であっても付き合いが薄ければ、介護を放棄し、連絡を絶つ人もいるというのに。

真ん中の叔母の葬儀の直後からいとこへの暴言が始まり、何がどうなったのかわからず、私は遠方ということもあり、いとこが倒れてしまわないように電話でいとこの話を聞くことしかできなかったが、この12月中に、私も下の叔母を訪ねることになった。真ん中の叔母の葬儀で会って以来だ。

今回のミッションはふたつ。「下の叔母の住んでいた賃貸マンションを引き払うために、いとこと一緒に荷物を片づける」「まだ決まっていない、次に入る介護施設について介護担当の人たちと話し合う」。

下の叔母のいとこに対する理不尽な言動と現状については私にすべて伝えていると、いとこは下の叔母にはっきり言ったそうだ。「そうやってみんなで私をいじめるんやな。」と言われたらしいが。その状態で、下の叔母は私に会ってどんな顔をするのか。その場の流れに任せるしかないか・・・と、考えないことにした。(次回へつづく)

●今までの下の叔母の話⇩






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