体験レポ:東北・みやぎ復興マラソン
11/3(日)三連休の中日に、フルマラソンを完走してきました。26kmから右ひざ外側が痛くて走れなくなり6時間0分となりました。(制限時間6時間30分)
レース選び
今シーズン初のフルマラソン。前回の河川敷のマラソンがメンタルきつかったので、今回はエイドや応援の口コミがよかったこちらの大会を選択。復興を冠していて、震災以降東北に行けていなかったこともあり、この機会に行きたいと思ったのも理由です。
トレーニング
今回は3回目のフルマラソンですが、今シーズンは初めてなので前回から8ケ月ほど空きました。
8月ごろから週3で走り始めるも暑すぎて1回3-5km程度。
9月に気温が下がって1回5-8km走れるようになって月合計100km。長距離は14kmを1回。
10月は私生活が忙しく、月合計64km。2週間前に20kmを1回。直前最後は4日前に5km。
前回の大会の時より、体力が落ちている実感があり、5km10kmにかかる時間も30分1時間程度だったのが、35分1時間15分くらいはかかるような感じ。20kmの練習をしても、そこまでつらくはないことにここ2年での成長は感じつつも、PB更新は難しいかな。できたらいいなという感じでした。
当日
前日22時頃就寝。前日は仙台に浮かれて4食食べました。前日雨だったのに、ランニングシューズを履いて歩いていたのでホテルのドライヤーで乾かしました。
朝6時起床。ホテルのバイキングは行列であきらめ、部屋で買い込んでいた朝食を。
7時過ぎにホテルを出て、電車で会場に。会場最寄り駅は混雑しており、駅員さんに制限されながら少しずつエスカレーターを登る感じでした。きちんと誘導していただいてありがとうございます。時間に余裕をもっていくの大事ですね。
8時に会場入りして、日焼け止めを塗り、羊羹を食べて、手荷物預け。スタートとゴールが違うので事前に渡された袋に入る分だけ預けられます。前泊の荷物もいれた大きめのリュックが入るサイズでしたが、スーツケースやお土産があると難しいかも。それがあって、お土産は帰りまで買い控えしていました。
お手洗いに行って30分前にはアミノバイタルの赤の大きいやつを飲んで、集合場所へ。お手洗いは結構並び、手荷物やお手洗いがある場所から、Gの集合場所には歩いて15分くらいかかりました。お手洗いは整列場所の方にもあったので、そちらを利用した方がすいてたのかな。
8:54整列位置に。半袖にアームウォーマーをつけて、トイレに並んでいるときは肌寒かったのですが、整列場所につく頃には少し暑くなってきて、出発直前にアームはとってしまい、最後まで付け直しませんでした。後半は歩いていたこともあり日陰は若干寒かったけれど、総じて適温だったかなと思います。
9:10スタート。Gの後ろの方で最後尾に近かったので私がスタートすることには7分かかっていました。本当に後方ランナーはdeadタイムとの闘いなのに厳しいですよね。それにしても前回の5:30のタイムに希望を加味して申請したと思うのにGになるんだな。
このコース何回か橋のアップダウンがあり、1回目の時はエイドが終わって前をみたら遠くに登っている人々の壁があって慄いたのですが、意外と急な坂はなくて十分走り続けられる坂しかなかったように感じます。
10km超えたころから集中力が切れて、すいているトイレがあったら行こうvs20km超えるまでは集中しろという葛藤。17kmくらい?の雀踊りのあるエリアでトイレ数が多かったのでトイレに行ったのですが、和式だったからか回転が遅く9分くらいロス。行かなくてよかったな。
そこからはしばらく元気で20kmでアミノバイタルの小さいのを吸う。
26kmから右ひざが痛くて、少し走ると立ち止まって屈伸しないと動けなくなり、何度かそれを繰り返してもう走ったらだめだと思い、PBはあきらめてゴールだけは取りに行くことに。石のメダルがどうしても欲しかった。
残り16kmを10m-11m/kmで早歩きし続けば間に合う途中止まったりしても間に合う計算。ガーミンのペースを監視しながらひたすら歩く。最初はある気なら全然痛くなくて、気持ちもまだ元気だし、暇だなくらいの気持ちですたすた。
35kmくらいからは、エイドのために少し歩くペースが落ちると痛たたた。40km超えてからはペースを落とさなくても痛くて、時々屈伸。何とかゴール。ゴール後のメダル、タオル、協賛品(ボールペン、足のめぐリズム、ノンアルビール)をもらうゾーンはもうひざが痛くて痛くて。
道中の写真たち
着替えをして、ビーサンに履き替えて、ふかひれスープ。しみる。本音を言えば更衣室より前のゾーンでスープとフォトスポットがよかった。更衣室の後はもう私服だし、完走タオルとかも仕舞っちゃってるのよ。マラソンの後は水膨れやむくみがあるので、ビーサンを持参するようにしているけれど、今回はあまりむくまなかったかも。
膝が痛くて最寄り駅の名取駅まで14分は歩けなかったので、無料シャトルで違う駅に。バスは高速にものったので、結構乗ってた気がする。爆睡。
頑張ったので帰りは念願のグランクラス。完走しなかったら、すでに撮ってあるチケットなのに乗らない覚悟でした。
準備
前回の3月のマラソンの直後、こちらを見つけてとりあえずホテル予約。あんまり記憶がないのですが、確か仙台駅周辺にあまり安い宿がなかったから多賀城でとりました。仙台でとればよかった。
マラソンの申し込みはぎりぎりまで迷いました。
2週間前くらいに新幹線を予約しましたが、三連休初日ということもあり、土曜の午前中の指定席はかなり埋まっていて、早い時間しか取れませんでした。早めにとるのがおすすめ。
持ち物・服装
・大会Tシャツ、速乾キャミ、アームカバー
・短パン、ランニングタイツ、5本指ソックスアシックス
・ゲルKAYANO(アシックス)
・ウエストポーチ
→ハンカチ、ティッシュ、500mlポカリ(あまり暑くなく飲まなかった)、アミノバイタル小さいやつ3つ(2つのみ飲んだ)、塩分タブレット(食べなかった)、保険証、クレカ、現金3千円くらい、スマホ
・ガーミンvivoactive5、キャップ、サングラス
感想
・アップダウンはあまりつらくなかった。むしろ長くまっすぐ続くかさ上げ道路や、折り返しの部分が辛さを感じやすかった。
・沿道の演奏、子供の歌、雀踊り、エイドの住民や高校生の声援、沿道・窓・畑からの応援は、非常に励みになりました。ありがとうございました。太鼓やお囃子の音ってかなり遠くまで聞こえるので、少し前からお!演奏が聞こえてきたぞ!と明るい気持ちになりました。
・ゼッケンの地名を読み上げてくださったり、手を振り返してくださったり、インタラクティブな交流が発生するのが嬉しかったです。走っているとなかなか声を出せませんが、今回は後半歩きだったのでなるべく大きな声でありがとうございます、頑張ります、と返すことができました。
・過去2回は私の課題は後半気持ちと体力がなくなってしまう弱さだと思っていたのですが、今回は全く走れなくなってしまい根本的なトレーニングや筋トレ、姿勢改善が必要だなと。そしてメンタルとしては16km=2時間半以上歩きとなっても、長いなとネガティブでははく、お、それくらいならいけるかとポジティブにとらえられました。これは100kmウォークやその練習をして長距離歩く時間の感覚も持っていたからかなと思います。
来月もマラソンを控えていて、それが今シーズン最後。来年以降はもしかすると忙しくなってマラソンどころではないかもしれないので、ラストになるかもしれません。膝の様子をみつつ、次回は「完走」といえるように、PBを更新できるように、できたらいいなと思います。
経過
当日:右ひざが痛い。階段の下りが辛い。湯船に入り、膝とふくらはぎにシップを貼って寝る。
翌日:全身筋肉痛ではあるが、外出できるレベル。
2日後:10時過ぎまでぐっすり。腹筋背筋が痛い。休みにしてたけど、出勤できたかも。
3日後:両太ももの付け根の外側が痛い。足のむくみはなく、普段の靴が履ける。
4日後:ほとんどダメージなし。ピラティス再開。右足親指付け根にできていた水膨れもしぼむ。
回復も早くなったような気がする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?