OSHO禅タロット【16. THUNDERBOLT】思い込みという思考のロックの破壊。そして変化の流れに乗る
◯◯はこうであるべき
××であらねばならない
"べき" や "ねば" で思考にガチガチにロックがかかった状態の人はいて、そういった人はもれなく強靭で頑丈でまったくもって歯が立たない、目に見えない鎧を着ている。
少し前に鑑定のご依頼してくださった女性もそんな鎧を身に纏っていた。
鎧を身につけて生きようがジーンズにTシャツで生きようが、必要最低限の布だけで生きようが(←?)それはその人それぞれの自由ではあるが、日本に四季があるように、人生って常に一定ではなく変化するものだから身につけるものもちょっと変えないといけない時もある。
「変わる」「変化する」ということを否定したり拒否せずに「受け入れる」タイミングというものが長い人生では何度もやってくる。
本当は毎日、毎瞬、常に変化ではあるのだろうけれど。
でも強靭な"べきねば"の鎧はちょっとやそっとでは壊れないし歯が立たない。それにそもそもそんなすごい鎧を着ていることに本人は気づいていない。
だから「変化」の流れに乗ることはなく、ずっとそこに「留まる」ことになる。
そんな彼女に、だからこのカードが出たんだと思う。
壊されろ!
って、、、。
「家を出たい」だなんて親を裏切るようなこと言うべきではない
女は結婚して子を産まねばならない
決めた進路を大きく外れるべきではない
まるで昔の私みたいだ、、、。
べきとかねばという思い込みとか決めつけとか固定観念という思考のロック。サバイブしなければいけないこの世では仕方のないことなのかもしれない。
そもそももうそういう教育のもとで育つのだから。
だから、知らず知らずのうちに大なり小なりほとんどの人が鎧を頑丈に固めながら成長していくのだろう。
けれどこの世というものは面白いもので、強靭な鎧も役に立たなくなってくる時というのが必ず来る。
だから「壊されろ」っていうのは同時に「気づけ!」ていうことだ。
思い込みや決めつけなんかでサバイブしなくても生きていけることに気づけ!
必要のない鎧を纏っていることに気づけ!
信じて疑わなかったことや思い込みの鎧に気づく第一歩は「疑う」こと。
息を吸うように"あたりまえ"と思ってきたことに「ほんとにそうかな?」っていう疑いのメスを入れること。
疑いが確信に変わる時、カードの稲妻で落下する人のように衝撃をくらうことになる。でも
落ちてしまえばいいのだ
内蔵がひっくり返るような衝撃をくらったってそれでいい。それほどの強烈な破壊力じゃなければ信念なんて壊れない。
人が信じる力、思い込む力というのはそれほどまでに固くて強靭なものなのだ。
生きるって、
良くも悪くも時に痛みを伴うことがあり、痛いことってできうる限り避けたいって思う私たちではあるけれど、
そんなの恐れずに
変化を受け入れ
変化しながら
流れに乗って生きていけたらと思う。
【霊視&タロット鑑定】
娘のひろは霊視担当
母の私はタロット担当
ちょっと風変わりな?そんなニコイチ鑑定やってます。なんかわからんけどご好評いただいております、、、。
ご興味あればお問い合わせください
過去の鑑定記録をまとめてます
↓↓↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?