ベトナム/ホーチミン旅行の記録
ベトナムに行った経緯となぜこれを書いたか
大学の同期Yが2年前くらいから家族を連れてベトナムに赴任しており、せっかくだからYがベトナムにいるうちに遊びに行きたいよねえと、同じく大学の同期であり割と近くに住んでるIと会うたび話していた。
だいたいこういう「〇〇したいよねえ」というのは「したいよねえ」で終わることが多いが、酒によった勢いなどいろいろあり先日、本当にベトナムに行ってきた。
そして、ベトナムから帰ってきて家族や会社の同僚などに、どうだった?何が楽しかった?など聞かれたがいろいろありすぎてうまいこと話せず、ちょっと悲しかったので一回ちゃんとまとめておきたいと思った次第です。
まずは時系列で何をしたか書き出していきます。
タイムスケジュール
5/10(金)
22:30 家を出る
24:00 羽田空港第3ターミナル到着、友人Iと合流
2:00 ベトナムへフライト✈
5/11(土)
6:20 ホーチミン・タンソンニャット空港に到着
7:30 空港内 Star Cafeにて朝食
8:00 タクシーでベンタイン市場へ
8:20 ベンタイン市場到着、散策
8:30 ミンさんのバイクにアテンド
8:50 ホーチミン博物館見学
9:20 The Coffee Shipでお茶
10:00 寺など巡る
12:00 Nesta Hotel Saigon到着
13:00 ホテル周辺散策、ファミリーマートでビール買う
14:00 ホテルチェックイン 部屋でビール飲んで寝るなど
16:30 散策リトライ 中央郵便局、ホーチミンブックストリートなど
17:30 セブンイレブンでビールと弁当買う
18:00 ホテルに戻り夕食
19:00 ミニストップでビール追加
20:30 就寝
5/12(日)
5:00 起床、散策など
6:30 ホテルの朝食
9:00 現地友人Yと合流
9:30 カフェでお茶、作戦会議
9:50 高島屋でお買い物
10:15 ジュースのむ
10:30 サイゴンスカイデッキ
11:30 昼食
13:00 通称カフェビル Meraki cafeでお茶
14:00 ベンタイン市場で買い物
14:30 AZUMAYA HOTEL LETHANH TONで風呂、マッサージ
17:00 Pizza 4P’sで夕食
19:00 路地裏みたいなところを散歩したりカフェで時間つぶし
21:00 友人Yとお別れ、空港に向かう
23:20 成田空港へ✈
5/13(月)
7:20 到着、解散
9:00 帰宅
改めて書き出してみると、ベトナムにいた丸2日間、かなり忙しく動きまわっていたなと思う。
旅が終わって帰宅後9時間くらい爆睡するほどハードだった。
特に思い出に残っているところをハイライトで書いていく。
DAY1 出発の日
平日金曜日、普通に会社にいって仕事の日だったが、ずっとワクワクしながら1日を過ごした。
夜22時過ぎ、旅の始まりの高揚感と、めったにない夜中の外出という背徳感を抱えて家を出発した。
ぶっちゃけ一番楽しい瞬間だった。
羽田空港について友人Iと合流した。
空港の中は人もまばらで店もほぼ開いてなかったので特にやることもなくチェックインなどしてフライトを待った。
深夜2時発で普通に眠かったので飛行機で寝ようと思っていたのに、乗ってみたら激せま。
前の座席も近いし3人掛けの真ん中で、ちゃんと寝られず6時間ずっとうとうとしながらひたすら耐えた。
まじできつかった。
DAY2 ベトナム初日
現地時間で6時20分到着、入国手続きも結構並んでもうへろへろだった。
次の日、現地住みの友人Yに聞いたが、ベトナムの方はとてもマイペースでどれだけ人が並んでようが頑張って急ぐとかはしないらしい。
機械のゲートも動いてなくて列の進みも思ったより遅くて余計につかれた。
でも、効率化されてないものを見てイラついたりするのは、普段、効率化を追い求められた日本、東京にいるからなんだろうなと思う。
これもベトナム風情と思えるくらい心の余裕を持てるようにしていきたい。
やっと入国でき、円をドンに替えて、空港の中にあったStar Cafeというチェーンっぽくて安心感のあるところに寄った。
はじめてのドンでの会計に緊張しながらコーヒーとドーナッツを買って食べた。
ホテルのチェックインが14時からなのでそれまでは特にやらなければいけないこともなく、ようやくホッとできた。
ホテルは空港から車で20分ほどのところで、有名なベンタイン市場の近くだった。
とりあえずそっちの方角へ歩いてみることにした。
が、行きたい方向に横断歩道がなかったりして空港の駐車場を1周して元の場所に戻ってきたところで、タクシー乗りたいならGrab(車を呼んだりできるスマホアプリ)で車呼んであげるよと、声を掛けられた。
お金は前払いだし、一人600円くらいのようだし、すでに暑くてしんどかったのでまあいいかと思って乗り、目的地のベンタイン市場まで連れて行ってもらった。
あとからよくよく振り返ってみると、おそらくそうとしか考えられないという結論になったのだが、このとき支払いにまごついていたのでちょっと貸してみと言われて札束を渡したとき、お金を数えるふりして多分お金をいっぱいとられた。
どちくしょう。
異国で現地のお金に慣れないうちに、現地の人にお金を触らせてはいけないのです。
そんなこともありながら(このときは何も気づいていなかったが)市場の近くで車を降りると、もうベトナムど真ん中という感じで、独特のにおいと、街中を走り回るたくさんのバイクとに圧倒された。
とりあえず市場を見て回ることにした。
事前にネットで見た通りの感じで食べ物とか服とかいろんなものが売られていた。
大きい荷物持ってるし一目で観光客とわかるからかすごい話しかけられたが特に買いたいものもなかったので雰囲気だけ味わったところで市場を後にした。
5分くらいしかいなかったと思う。
とにかく暑かった。
市場を出て大通りに出ると、「高島屋」であったり、「モード学園みたいなビル」だったりが見え、とりあえずこっちのほう行けば何かあるかなーと適当に道を歩いていた。
そのとき、歩道の真ん中でバイクを押しているおっちゃんがいて、横を通るときに話しかけられた。
「案内しましょうかー」
「いや、いいです」
「はーい」
はっきりは覚えてないがはじめはこんな感じですんなりスルーしたと思った。
そのまま歩いていたら今度は後ろから声をかけられた。
さっきのおっちゃんだった。
「1みにっつだけ、いい?」
「ん?」
「これ見て、たくさん日本の方案内してみんな喜んでくれてる。何回も来てる人もいる」
見せられたノートには、日本語で何ページにもわたっていろんな人が、
『はじめは不安だったけどいい思い出ができた。ありがとうミンさん』
『はじめは怪しいと思ったけどもう6回もリピートしてます。』みたいな口コミが書かれていた。
さすがに胡散臭いと思ってスルーしようと思ったが、しばらくついてきて「どこ行くの?」と聞かれたので適当にミュージアムと答えたら、
「とりあえず乗って!いいから、連れてってあげる」
「・・・まあ乗ってみるか」
という流れでこのミンさんのバイクに3人乗り(違法ではないみたい。地域によってはだめなとこもあるらしい)で、ホーチミン博物館に連れていかれた。
バイクで走りながら風にあたるのは気持ちよく、3人乗りも楽しかった。
ホーチミン博物館につくと、友達だから入れてあげてー、みたいな感じで有料っぽいところをスルーして中に入れられ、外で待ってるから見ておいで、という感じで博物館の敷地に入った。入り口では写真も撮ってくれた。
このときの入館料は最後にしっかり徴収された。
友人Iと二人になり、どうしよっか、逃げよっかなど話していたが、
どうやらこの博物館はちょうど水辺に囲まれていて、出入り口は1か所しかなく、これ逃げられんじゃんと気がついた。
歩きながら話していた時に2人で1時間30万ドン(1,800円くらい)といっていたから、昼まで遊んでも一人4,000円くらいでバイクでいろいろ連れてってくれるならまあいいかと、半ば流れに身を任せる形で、このまま案内をお願いすることにした。
次に、友人Iが「マンゴージュースがのみたい」と言ったので、おすすめのお店に連れて行ってもらった。
川に浮かんでいる船の中の店(?)「The Coffee Ship」というところについた。
一番奥の、すぐ横が川(めっちゃ汚い)という席に案内してもらってなんか話とかしていたら、コーヒー2杯とジャスミンティーとマンゴージュースのセットが2人分運ばれてきた。
「こんなに頼んでないんだけど」
「大丈夫大丈夫!おごりだよ!」
「そんならいいか」
ちょっと忘れたけどこんな感じで大量の水分を摂取した。
コーヒーは高級で知られるジャコウネコのコーヒー(すごく甘い)と普通のコーヒーでどちらもおいしかった。
お茶はジャスミンティーでこちらもおいしかった。
マンゴージュースもおいしかった。
お土産にコーヒーを買うことにした。
コーヒー2種類とジャスミンティー1個ずつたのんだら200万ドンだった。
そんなにお金ない気がしてコーヒー1つやめると言ったらすごく嫌な顔をされた。
それでもコーヒーとジャスミンティーで130万ドン(8,000円くらい)を払った。
あとマンゴージュースのお代はとられた。
もはや金銭感覚がバグっていた。
しかも手元になぜか130万ドンがなくてミンさんにお金を借りることになった。
そんなにお金がないはずがなく、落としたのかな、、、など考えながら次の目的地へ向かうためにバイクに乗った。
不穏でしかなかった。
そのあと寺など巡った。
暑くてバテた。
最後に両替所によってもらって、お金を返して、
案内代金一人5,000円くらいを払って、ホテルの近くでお別れした。
チェックインまでまだ2時間くらいあったのでロビーでダラダラしたり、近くのコンビニでビールを買うなどした。
ベトナムについてから使ったお金とあるはずの所持金の計算が合わないことにここで気づき、めっちゃへこんだ。
すでに所持金は1,000円を切っていた。
チェックインの時間になり、シャワーを浴びてビールを飲み、仮眠をとることにした。
1時間くらい寝て、夕方くらいになり、「これ以上ダメージを追わないように慎重に行動する」という方針で外に出かけた。
お金がなさすぎたのですごく慎重に情報を調べて安全そうな銀行のATMでお金をおろし、ぼったくられる心配の少なそうなセブンイレブンやミニストップといったコンビニで夕飯やビールを買うなどした。
部屋にもどって何十年か前のプロジェクトXを見ながら夕飯を食べた。
現地友人Yに、明日できるだけ早く来てほしいと伝えて寝た。
DAY3 ベトナムを満喫
前日めちゃくちゃ早く寝たので5時にはすっきり目が覚めた。
朝食はホテルのビュッフェで、初のバインミーやフォーなど食べた。
友人Yがホテルに迎えに来てくれ、おいしいごはんを食べたり、展望台に上ってベトナムの街を眺めたり、マッサージを受けたり、お土産を買うなどした。
とてもとてもすばらしい1日だった。
DAY2のことを書くのに力を使いすぎてもう書けない。
ありがとう、現地友人Y。
ベトナムの夜の空港は、行きの羽田空港と対照的でめちゃくちゃ活気にあふれていたのが印象的だった。
DAY4 帰国
帰りはいくらかお金を払って、飛行機の席を広いところに替えてもらった。
行きよりは良い席だったが冷房が強すぎて何度もトイレに行った。
自宅の最寄駅についたときはとてもほっとした。
日本の住みやすさが身に染みた。