外注さんと長く心地よい関係を築くためにあなたが注力すべきたった2つのこと

こんにちは、パグとミックス犬です。


あなたは今まで

誰かにあなたの仕事を外注化したことがありますか?


例えば、タクシーに乗る、とか、ベビーシッターを雇う、とか

こういったものもある意味外注化ですが、

ここでは、あなたがお金を稼ぐためにやっている仕事の一部を他人に依頼する外注化、についてお話したいと思います。


外注化について、

・まだ無いです、これから雇いたいです、という外注化未経験の方。

・今まで何度かありましたが、外注さんがすぐに仕事を辞めてしまうんです、なかなか優秀な人に出会えないんです、雇っても結局自分の実働が発生する時があります、という外注化初心者の方。

・現在雇っていて、もしくは過去に雇っていて、長く担当して頂いてます、という外注化中級者の方。


さまざまなフェーズの方がいらっしゃると思いますが、

今日はこの中でも、外注化初心者の方向けに、外注さんと長く心地よい関係を築くためにあなたが注力すべきたった2つのこと、というテーマでお話をしたいと思います。

外注化未経験の方も、外注化する前に知っておくと良い内容だと思いますので、ぜひこの記事から外注化のヒントを得ていただければと思います。


ちなみに、私は外注化中級者です。

私自身、以前は、先ほど書いた外注化初心者さんのお悩みで困っていた時期もありますが、

それを乗り越え、これまで優秀な外注さん4名ほどと一緒に1〜2年程度お仕事をさせていただくことができました。


それでは外注化初心者さんへ、

あなたが、あなたの仕事の外注化に興味がある、ということは、

おそらく、今よりももっと「時間」を作りたいんだと思いますが、


しかし、上手くいかない。


どうしてだと思いますか?


理由はケースバイケースで色々だとは思いますが、

私が考える主な理由を2つ述べたいと思います。


それは、


①外注化の本質について「考える」ことができていない

②外注化する仕事、外注化する側、外注化される側、外注化全般について知識が少ない


です。


逆に、

①本質について「考える」ことができれば

②外注化全般について知識があれば


きっとあなたは外注化初心者から外注化中級者へとステップアップすることができます。

しっかりこの2点に注力していきましょう!



今からこの2点についてお話することは、以下の本より着想をえています。

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法(山口揚平著)


この本をきっかけに、自分が取り組んでいる物事の本質について、じっくりと考える方法を学ぶことができました。

まだまだ練習が必要ですが、

人間は考える葦である、ので、

常に考えながらアップデートしていきたいと思います。



①外注化の本質について「考える」

上手くいく・上手くいかない外注化についても色々と考えました。


結果、現時点で私が考える、上手くいかない外注化の本質は、

「孤独感」です。



多くの人が、誰かと一緒に ”心をつなげながら” 仕事がしたいんだと思うんです。


じゃなければ、

職場の悩みのほとんどが人間関係によるもの、

ということにはなりません。


誰かと一緒に楽しく仕事をして幸せを感じながらお金をもらいたい

でも、人間関係が上手くいかない、

最初の目的であった「誰かと一緒に楽しく仕事をして」

ということが叶わない、でもお金はもらえている、

この中途半端なジレマンが余計にストレス、


こういうことなのかなと思います。


人間関係のストレスは、

理解してもらえてない、理解し合えない、

つまり、

愛されていない、愛し合えない、ということです。


結果的に、職場で「孤独」を感じてしまい、

・仕事を辞めてしまったり、

・パフォーマンスが上がらなかったり、

・孤独を埋めるために、役割のバランスやバウンダリーが崩れてしまって、本来の仕事ではないことを誰かがやる


ということになりがちです。



外注募集がかかる仕事は

必ずしも金額の高いものだけではありませんが、

というか、ほとんどは低賃金の仕事ですが、

それでも、長く続けたい、できるだけ貢献したい、自分も自主的に学んで成長したい、と外注さんが思ってくれるのは、


この「孤独感」がない時です。


なので、

「孤独感」が発生しにくくなるよう、

人とつながれる環境を提供したり、

定期的に褒めたり、相談したりなどのコミュニケーションをとったり、

マニュアル1つ作る場合も、人間味が感じられるものがいいですし、

動画マニュアルで生の声で話し言葉で説明するのもいいですし、


この「孤独感」をゼロに、

というスローガンのもと考えれば、

他にも色々なアイデアが出てくるのではないでしょうか。



②外注化する仕事、外注化する側、外注化される側、外注化全般について知識が少ない

今外注化している仕事のほとんどは、今後、AIがやってくれる時代がきます。

今すでに、ウェブ上で多くの優秀なAIソフトが無料で使えるようになってきており、

それを知っているだけでも、かなり作業が短縮化でき、

わざわざ、人を雇って外注化する必要がない、という状態へシフトしてきています。


・まず、最新のAIサービスやデバイスの知識をつけて、外注化する仕事への知識をつけましょう。

その仕事が本当に人への外注化が必要かどうか、調べて考えてみましょう。

もしかしたら、そもそも外注化せずに、AIがやってくれてコスト削減になるかもしれませんし、

AIを使ってより効率的に仕事ができるように外注さんに教えた方が、結果的に外注さんにとっても良いかもしれません。



AIだけでなく、ロボットがやってくれる場合もあります。

お掃除ロボットはその先駆けですね。現代では、「時間」を作りたい人にとって、一家に一台の必須アイテムになってきました。


しかし、外注する側もされる側も、ロボットではなく人間です。

様々な特性や、家庭環境や、背景や、経験や思考を持った人間です。


・外注する側である、あなた自身がどういった人間で今どういう状況なのか、どういった方と仕事をするのが合っているのか、しっかり自己分析し、

また、同じように、外注される側である、外注さんについてもどういった人間なのか、どういう状況なのか、こういった場合こうするのか、応募の背景は何か、何を求めているのか、しっかり事前にリサーチしたり、仕事をしながら観察することで、(余計なことに踏み込まず、バウンダリーに注意しながら)

より長く心地よい関係作りができるのではないでしょうか。


孫子いわく、”彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず”. 

相手を知り自分を知るならば負けることはなかろう、

ということです。



以上です。

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