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私がアトピーの悩みから解放されるまで④アトピー大悪化&脱ステ脱保湿

こんにちは。

足もみ👣おまめさん むっちゃんです。

今日はいよいよ、私の最後の脱ステのお話に突入します。


夫の転職で東京に戻ってきた私たち夫婦。

私もフルタイムで派遣の仕事が決まり、忙しい毎日を送っていました。

お肌の調子は低空飛行ながら、大悪化まではいかず…といったところでしたが…。

突然、お肌の大悪化がやってきます。

引っ越しをして1年ほど経った春先。

顔のほてり、赤み、痒みが出てきて。

はじめは「いつもの春先の悪化かな」と思い、近くの皮膚科に行きステロイドをもらい、塗り始めました。

いつもだったら1週間もすれば痒みも赤みも落ち着いてステロイドも中止することができるのですが、その時は違いました。

ステロイドを塗ってその日は良くなっても、次の日にはまた痒み赤みがぶり返す。

それどころか、範囲が広がり赤み痒みがだんだん強くなってくるのです。

そのたびに皮膚科にも行きそれを説明しますが、「少し強いステロイドにしておきますね」と言われたり、「このステロイドは一生塗ってても大丈夫なくらい弱いから、塗らないと痒くなってしまうようならずっと塗っていても大丈夫です」と言われたり…。

どれも私の欲しい答えではありませんでした。

皮膚科では「一生塗ってても…」と言われたけれど、私は絶対にそんなことはないと思っていました。そして、直感的に今回の悪化は「このままじゃまずい」と感じました。

このまま皮膚科の言う通り漫然とステロイドを塗り続けていてはまずい。

しかも、そのステロイドも明らかに前よりも効かなくなってきている…。

私の心は恐怖でいっぱいでした。

「ステロイドで良くならない…」

「痒み赤みがどんどん増している…」

「このまま私の肌はどうなってしまうのだろう…」

私は、一日中肌のことを考え、どうしたらいいか悩んでいました。

本屋さんへ行って皮膚の本を読んでみたり、延々とネットサーフィンでアトピーのことを調べたり…。

そこでまず行き着いたのが、

脱ステ・脱保湿。

以前から「肌断食」という言葉は知っていて、とても気になるものではあったのですが、実行する勇気はなく…。

でもこの時は、普段使っている保湿剤や皮膚科でもらう保湿剤、何を塗っても痒くて仕方ない状態で。

ある意味、肌断食(脱保湿)に踏み切らざるを得ない状況でした。

こうして私の何度目かにして最後の「脱ステ」、そして初めての「脱保湿」が幕を開けました。

肌断食を始めたのが春の終わりごろ。

季節はもうすぐ夏ということもあり、思っていたほどガビガビにはならす。

脱ステも、始めてから数か月は、痒いもののそこまで悲惨な状態ではく、

「あれ、これはこのまま脱ステできてしまうのでは…?」

と、甘い夢を見ていました。

あの頃の私に「甘い!甘すぎるよ~!!」と教えてあげたい…。

そして夏が終わり秋が近づいてきた頃、

顔がばりばりになり始め…黄色い汁がでてきました。
そして、1週間くらい…だったと思うのですが、あっと言う間に頬が黄色いかさぶたで覆われていきました。

何度もアトピー悪化の波を経験してきましたが、こんなことは初めてでした。

中から湧き上がるような痒さに、一日中神経が休まりませんでした。

当時、仕事を続けながら脱ステしていたため、会社に行く時には大きなマスクを着け、お昼ご飯は1人で公園へ行きこっそり食べていました。

一日一日生きているだけで精一杯でした。

そんな中、何かすがるものが欲しくて、私は「脱ステ・脱保湿」で有名な皮膚科の門を叩くことに。

とはいえそこでの治療はほぼ「何もしない」こと。

何も塗らず、ひたすら乾燥に耐え、肌が再生するのを待つ。というものでした。

唯一と言っても良い治療が、受診時に自分で紫外線を当てる治療でした。

とにかく痒みと見た目が辛くて…気づくと泣きながら紫外線を照射していたこともありました。

この状態が3か月ほど続き、本当に心身ともに限界かも…と思っていた年の瀬の迫ったある日。

皮膚科の先生に

「豊富温泉行ってみたら?そのまま治っちゃう人もいるよ♪」

と言われます。

え?温泉?湯治…?まじで…??

しかも場所は北海道稚内。日本最北の地です。

普段だったら、「いやいやいや。無理よ~いけないわよ~」と言っていたと思います。

でも、この時の私は心身ともに崖っぷち。

何にでもすがりたい心境になっていました。

私は、年末年始を利用して、1人豊富温泉へ旅立つことを決めます。

「行っておいで」と言ってくれた夫に、今でもとても感謝しています。

さて、湯治の結果はいかに…。

いよいよ超大作になってまいりました( ゚Д゚)

私のアトピー歴⑤に続きます。



写真は、顔に黄色いかさぶたが大量発生していた時の私です。

本当に、中から沸き上がるような痒みが辛かったし、この見た目の異様さに鏡を見るたび

落ち込みました。

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