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わたしの実母、さくらこさん・・

うめこさんがデイサービスのお試しをしている頃、わたしの実母であるさくらこさんの様子も少しおかしくなり始めてました。

さくらこさんはわたしの家から車で30分くらいのところに住んでいます。
コロナウィルス感染拡大が始まった2月頃までは着付けを教えて貰ったり、たまに一緒にお茶したりしていましたが、4月の緊急事態宣言以降はあまり接触しないようにしていました。

まぁ、所謂高齢者なので頻繁に会うのはよくないと思っていました。外出を控えあまり楽しみのない両親のためにちょっと珍しいものをお取り寄せして届けたり、かわいいハンカチを見つけては持って行ってさくらこさんにマスクを作って貰ったりしていました。
*さくらこさんはとても器用で、お裁縫が好きなんです。

玄関先での立ち話ではデイサービスに通い始めたうめこさんの様子も話しました。
元々おしゃべりが好きなうめこさん。以前は時々実家にも電話をして、さくらこさんと世間話をしていましたが、この頃はあまり電話をすることも無くなっていました。
さくらこさんは、そんなうめこさんのことを気にしつつも、さくらこさんから電話をかけるにはちょっとしたハードルがあるようでした。

・・というのも、引きこもってただ日々をやり過ごしているからか、あまり元気がなく精神的に少し参っている感じだったのです。

そういうこともあり、わたしはちょくちょくお届けものをするついでに玄関先でおしゃべりしに行きました。時々は時短勤務中の娘やオンライン授業中の大学生の息子を連れて・・孫と会えるのはさくらこさんにとって元気の素になっているようでした。


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