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しばらく通おうかしら・・デイサービス♫

デイサービスに通うことにあまり乗り気でなかったうめこさんですが、お試しでデイサービスに通うことになりました。

うめこさんには「これはデイサービス体験」「行きたくなかったらいつでも辞められる」と言うことを伝えて、安心して「お試し」できるように配慮しました。
伴侶に先立たれた後、まぁまぁ自由にやってきたうめこさん。
息子とはいえ、遠く離れたところで自分のことを決められてしまうことが嫌なのは当然のことだと、夫もわたしも簡単に想像することができました。
そして、できるだけうめこさん本人の意見を尊重しようと努めました。

ところが。

初日の感想。
「楽しかった。」
そして「〇〇さんが居たよ」「△△さんのお母さんが居たよ」と。
久しぶりに会う、かつての友人や、職場の後輩だかご近所さんのお母様とおしゃべりを楽しんできたようです。
小さな町の数えるほどしかないデイサービスの一つ。
石を投げれば知り合い、若くは知り合いの知り合いに当たるような状況だったようです。

その後、程なくしてうめこさんの口から出たのは・・・


「しばらく・・通おうかしら?デイサービス♫」

夫もわたしも、その言葉を心から嬉しく思いました。

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