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詩のような、そうでないような

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散文を思いつくまま、つらつらと書いてます。
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2024年10月の記事一覧

《詩》多面体

《詩》多面体

ある人は馬鹿だと言う
別の人は賢いと言う

違う日には愚か者呼ばわり

そしてまた別の日には勇者扱い

変わり者にもなるし
悪人にもなる

善人ぶったり
心からの親切を届けてみたり

いつも同じとは限らないのに
私の中にある
ほんの一部が私の全てと映る

一色だけの私

もっと他の私も見てよ
などと思ってみても

ある人にとって
私はとてもつまらなくて

面白みのない
そそらない色

別の私を知ら

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