見出し画像

21/09/02|久々の編集で脳がクルクルする

ここしばらく、『12ヶ月のカイ』関連の映画祭との英文メールのやりとり、データの送付、田辺・弁慶映画祭セレクションの宣伝という、これまでの私がやっていた仕事とは少し違った分野の作業がほとんどだったので、久々に編集仕事をしたら脳みそが喜んだというか、使われていなかった筋肉を存分に動かせたような爽快感がありました。

もともと編集は割と好きな方ではあるのですが、特に「あるものを使ってどうより良く調理するか」みたいなものが求められる編集(メイキング・映画・ドラマの編集)の方が個人的には得意な気がします。追加で素材をもらえる方がよりクリエイティブな作業にはなりますが、それが実現することはまあほとんどないですからね。あるものが全て。これらを使って最上級の何かをお願いします。みたいなことが大半です。

編集者によって方法はそれぞれですが、私の場合は、一旦「どんな素材があるか全部自分の脳みそに落とし込む」(長ければパートごと・作業ごとに覚える)というのを一回やります。その上で、イントロはこんな、全体の構成はこうして、終わりはこんな感じ、というのを頭でラフに組み立ててから、編集ソフト上で一気に素材を並べていくんですね。なので、「素材を全部並べてあれこれ選んで削っていく」というやり方はせず、いきなり一つのシーケンス(編集画面)上にボン!と一本の映像を召喚することがほとんどです。実際、ボン!には数時間〜数十時間かかりますが。

このやり方が実は脚本(初稿)を書く時にも少し似ていて。

もちろん、脚本を書く前にプロットやシノプシスを先に用意して全体の流れを練ってはおきます。が、いざ脚本を書く時、「書けそうなところから書く」ではなく「前から順番に書く」方が多いなぁと気づきました。性格なんでしょうか?

編集技術に関しては上級者というほどではないですが、(AEとかは弱いしね)まあでも一応、中の上くらいには、いるんではないかなと思っています。

美味しい野菜を見分けるのは苦手ですが、映像の素材の使い所を見定める目は、あるんではないかなと。


(この、久しぶりに編集した映像とやらも、公開になったらSNSでこっそりシェアしたいと思います。何もメンションせずにRTだけしてる映像があったら、ご注目ください)

いいなと思ったら応援しよう!

亀山睦木|Mutsuki Kameyama
最後までお読み頂きありがとうございました! 「スキ」押して応援頂けたら嬉しいです🤘