きもの睦月を始めるまでのこと・・3

きもの睦月を始めるまでのこと・・2 の続き

その延長線上に装うものとしてのきもの・・がありました。
ある時、森田空美先生の本が目に止まりました。
今まで見たことのないような取り合わせ・・。「素敵!!」
知り合いのギャラリーで着付けも習い、ますますのめり込んで行きました。

着物のことが知りたいのにどこで聞けばいいかわからない・・
呉服屋さんは敷居が高い。
もっと気軽に着物のことを話せる、お店・・
そんなお店を自宅で始めようと思ってしまいました。
日本人に生まれて着物を着なくちゃもったいない!
「きものをもっと身近なものに・・」をコンセプトに
織機の置いてある空間をお店に・・。
いきなりそこ・・?と思われる方もいらっしゃると思います・・。
客観的に見れば「ただのきもの好きなおばさんでいることだってできたのに・・」と思います。
でも私お節介なんですね。「こんなに素敵なお品がありますよ・・」
「こんな取り合わせいかがですか?・・」と言う感じです。
 
お着物に対して身近・・にはいろんな意味があると思います。
着物・帯・取り合わせが身近(好み)
着付けが身近(自分で着ることができる・楽である)
価格が身近・・
お茶やお花をしていて身近
お仕事を着物でしていて身近
他にもあるでしょう。
きもの睦月によって「きものが身近になった・・」と感じて頂きたい。
そして、着物での装いを一人でも多くの方に楽しんで頂きたい。
ただただそんな気持ちで14年やってきました。
14年間着物のお仕事させて頂いたお陰で作り手や、
着物に真摯に向き合いお仕事されている方々・・と繋がり、
勉強させて頂けたことがたくさんありました。
ありがとうございます。
きもののお話致しましょう。装うことを楽しみながら・・。

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