09:滅多に読まれないであろう箇所にも、無駄なこだわり
<前の記事→08:デジタルだけど、手作り感を出していきたい>
自分の家には物心ついた時からパソコンがあり、インターネットにもかなり以前から親しんできました。
(わりと田舎で、なかなかブロードバンドが整備されない地域だったのですが、父親がPC好きだったこともあり、たぶん都会より1~2世代くらい遅れた通信網でトロトロ閲覧していました。)
小説サイト「言ノ葉ノ森」の基本メニューは、初めてネットサーフィンを始めた頃に巡っていた様々なサイトさんを参考に制作しています。
具体的には、Aboutでサイト概要を案内して、Profileで管理人の自己紹介をして、Linkがあって、Mailがあって……というスタイルを真似しているのですが……
思い出補正で美化されている部分もあるかも知れませんが、結局はこのスタイルが一番分かりやすくて見やすい気がするのです。
自衛のためにも、書くべきことはサイト概要や注意事項に予めきっちり書いておいた方が良いと思いますし……。
とは言え、作りながら疑問に思ったのが「このAboutとか注意事項とかって、本当にちゃんと見ている人がいるのだろうか?」ということです。
(自分は「最初にAboutを見てね」などと書かれていると、一応はちゃんと見てみるタイプでしたが……。)
サイトの概要や注意事項には、何となく「おカタくて、つまらない」イメージがあるので、スルーしてしまう訪問者も多いのではないか……と。
そこで考えました。
「つまらなくない」Aboutや注意事項を作ってみよう、と。
具体的には、管理人の書きたいこと(書いておかなければならないこと)を一方的に書くだけではなく、訪問してくださった方への「メッセージ」を書いてみよう、とか……
サイト名に籠めた「想い」をビジュアルでも分かりやすく解説してみよう、とか……
(この「ビジュアルでも分かりやすく…」で培った技術は後に魔法少女ラブコメ小説「魔法の操獣巫女エデン」のデコレーション・モードにも活かされていくわけですが…。↓)
注意事項はどうしても「カタい」感じになってしまうので、マウスをONするともっと「柔らかい」補足が出るようにしよう、とか……
(初期状態は上のような感じですが、カーソル位置によりリスの吹き出しの中身が変化します↓。※PCのみの機能です。)
せっかくAboutや注意事項ページを訪問してくださったゲスト様に少しでも楽しんでもらえるような「おもてなし」を考えていったのです。
……まぁ結局のところ、そのページを訪問してもらえなければ気づいてもらえない仕掛けですし、訪問していただいたところで実際に楽しんでもらえているかどうかは分からないのですが……。
そして、そんな風に人が滅多に注目しないであろう箇所にも余計な「こだわり」を入れてしまうせいで、サイト制作に余計に時間と手間がかかってしまうわけですが……。
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