48:章タイトルで遊ばないなんて勿体ない！
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自分は小説の章タイトルに凝る方です。
シリアスであっても、コメディであっても、です。
たとえば「夢の降る島（の第１話：夢見の島の眠れる女神）」では、特定の章以外の全ての章タイトルに「夢」の１字を入れています。
（そして特定の章タイトルを「伏字」にして、本文に進まないと見られないようにしていたり…。「夢」の入っている章と入っていない章の「違い」にも秘密があります。）
「花咲く夜に君の名を呼ぶ」は「やまとことば」を意識したタイトルの付け方であるのと同時に、「序」と「結」、１章と１３章など「対」になっている章タイトルがあったり、もくじ全体に「花鳥風月」の文字が隠されて散りばめられていたりします。
（ちなみに「風」は「嵐」という字の中に隠されているなど、結構「ズルい」隠し方をしていますが…。）
「選帝のアリス」はストーリーがヒロインと皇帝候補が共に過ごす「１年間」で終わるという物語ですので、「４月は選帝のハジマリ」「５月と君のマニフェスト」など、「月」を入れて分かりやすくしています。
（さらに分かりやすく、４月が４章にくるようにしていたり、ルート選択有りの物語なので、各ルートのタイトルに各キャラの名前を入れていたり…。）
「魔法の操獣巫女エデン」は、エデンが日本人の父と英国人の母を持つという設定の女子中学生なので、中学で習うような英語の構文を「英語」と「日本語」を交えてタイトルにしている感じです。
（良い構文が見つからず、高校レベルになってしまっている構文もあるかと思いますが…。）
「ブラックホール・プリンセス」は、実際に読んでいただいた後に「この章タイトル、そういう意味だったんかい！」とツッコんでいただけるような章タイトルを目指しています。
コメディは全体的に、パッと見で「何じゃそりゃ」と思っていただける章タイトルを目指しているのですが…
「囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます！～自作ＲＰＧ転生～」は特にその傾向が強いです。
「もくじ」で「章タイトル」を順番に眺めるだけでも「何となく面白い」感じを目指しているのです。
「４章でいきなり『スられる』ってどういうことやねん！」「『魔王にホッコリする』ってどんな状況やねん！」「『既に囚われている』んかい！」「『皇子を恥ずかしがらせる』って何をやらかしとるんや!?」というようなツッコミを入れながら楽しんでいただきたいのです。
…まぁ、実際に楽しんでいただけているかどうかは分からないのですが…。
（作品自体に関して「おもしろい」という感想はいただけていますが、章タイトルに関してのコメントは特にありませんので。）
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