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今シーズン、大谷選手の移籍が時よりニュースを賑わせていましたが、ここ数日で今シーズンのトレードはないというエンゼルス球団からの発表がありました。

メジャーリーグは日本のNPBと違いトレードがある時期になると積極的に行われます。今でこそ、日本ハムファイターズがトレードを他のチームと比べて多くし始めた印象があります。

概要として、
今シーズンのメジャーリーグは東海岸時間の8月1日18時がトレード期間と決まっています。
球団間で合意に至ると選手がトレードされます。これは日本も同じですね。
選手⇄選手のトレードの場合もありますし、
選手⇄お金というというケースがあります。
また、2球団間ではなく3球団でのトレードも行われることがあり、これはNPBではあまりないですね。

メジャーリーグは各地区1位の優勝チームと優勝チーム以外での同リーグの勝率上位3チームがプレイオフに進出します。
なので、優勝が出来ないからといって諦めるのはまだ早いのです。
それを踏まえ、見ていきましょう。

シーズン中頃になると勝敗差が顕著に出てきます。
以下を見て下さい。
これは7月30日時点のアメリカンリーグの順位表です。
GBと書かれている列が日本のゲーム差となります。

アメリカンリーグの東地区は最下位のヤンキースまで8ゲーム差。
中地区、西地区はロイアルズが23ゲーム、アスレティックスは28ゲーム差とかなりのゲーム差がついています。

次に表すのが、各地区一位のオリオールズ、ツインズ、レンジャース以外のアメリカンリーグ全体での勝率順位です。

レイズ、アストロズ、ブルージェイズがプレイオフ進出圏内にいます。
上の図でも、タイガース以下のチームは12ゲーム以上差がついているため、今までの勝率でいくとまずプレイオフの進出は見込めません。

各球団のオーナーやジェネラルマネージャーと言われる人たちは、今後のチームの方針を決め、売り手になるか、買い手になるかを決めていきます。

現状のチーム内で良い成績を収めている選手をトレードする代わりに、若手の将来有望とされる選手を相手チームからもらうというのが基本的に行われます。

メジャーリーグでは、トッププロスペクトという順位付けがあります。
将来有望される若手の順位みたいなものです。
現在活躍しているメジャーリーガーもこのプロスペクトの高順位に位置していた選手が多いです。

これらの選手はそう安安と相手チームを出しはしませんが、チーム内のプロスペクトもあるので、どのくらいの選手が来たのかを見るのも楽しみです。

ちなみに、去年までのトッププロスペクトは
我がニューヨークメッツの
Francisco Alvarez選手です(今年も4位に入っています)。
今年は、メジャーデビューもして既に20本のホームランを打っています。

トレード期限まであと数時間ですが、大きなトレードはあるのでしょうか。

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