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元カノがいつまでも素敵に見えるワケ




僕、消しゴム持ってないわ。




緊急事態宣言に伴い、
都内で自主的に休業しているお店に給付される
「感染拡大防止協力金」
その申請書の下書きを、鉛筆で書いたまでは良かったものの、
(”MONO”と掛けている訳ではありません)



消す道具が無いことに気がつき、
駅前の古着屋で買ったマスクを装着し商店街に向かった。




すると、外出自粛で確実にストレスが溜まっていた僕の目に”暇そうなパスタ屋”が飛び込んできた。

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この世の中だ。
飲食事業者の端くれとして少しでも飲食店の力になれる様に、
最近はできるだけ店前で売られているお弁当やお惣菜を買う様に心掛けていた。

店内での飲食だけは控えていたんだが、、、



”暇そう”は、コロナ禍中での自らの愚行を正当化する理由には十分で、
思わず店内に入ってしまった。


「まあいいや。
、、、ここは前にも来たことがあるお店だけど、
何やら今日は様子が違うな。」


先に着いてから約10分後、今日の”おすすめ”ボンゴレビアンコがテーブルに運ばれてきた。


「、、、っ、美味い。
ここ、こんなに美味かったっけ?」


「居心地もすこぶるいいじゃないか、
こんなに気分のいい店は久しぶりだなぁ。」

「コロナ禍が終息したら、また絶対にこよう。」


満足気に帰路についた僕は、


最近読んだ”ある本”の一説を思い出した。





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”それ”の価値を正確に図るためには、

自分自身の近くに"それ"を置いてはいけない。

「人」や「物」、「体験」でも同じだ。



コロナ以前は普段から頻繁に外食をしていたし、
店主の料理を食べたのも初めてではない。


ところが一定期間「外食」と距離を置いたことで、

「何年も修行された店主のボンゴレを700円程度で手軽に食べられる」

それがどれだけ幸せな事だったのかに気づかせてくれた。
何度も体験していたはずなのに、




特別で、確かにリッチな体験だった。





別れてしばらく経っている元彼女を、いつまでも新鮮に”素敵だ”と思えるのは、
「半年に一度くらいしか会うことがない」からじゃないだろうか。

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もし、今でも頻繁に顔を合わせていたなら、
こんなにも毎回、新鮮で、華麗に感じることができるだろうか?

きっと習慣に慣れ、
側にいてくれるありがたみが薄れていくに違いない。
僕と彼女が友好的な人間関係を築くには、
これくらいの"距離"がベストなのかもしれない。




人間には、近くにあるモノに慣れ、軽んじてしまう傾向があるようだ。



天気の良い日公園に散歩に行くこと。
誰かに会い、日常的な言葉を交わすこと。
毎日仕事があり、向かうべき場所があること。



コロナ禍による外出自粛期間は、
かつての日常は「幸せな体験」で溢れていたのだと思い知らされる力があった。



”何か”の価値を正確に図りたい時、
一度”それ”から一定の距離を取ってみる事が有効だろう。

忘れていた魅力を思い出すかも知れない。




再び自宅の作業机に戻り、
こんなことを考えていた時さらに気づいたことがある。




消しゴム買うのを忘れた。


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おわり。




noteについて。


今ご覧になっているサイトです、note。
僕の記事だけ見てくれている方や、よく知らない人もいると思うので、

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