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考えて体を動かす
考えて体を動かすと事故も起きにくいなと思って書きました。
スポーツで卓越している人はこのレベルが高くて羨ましいです。
趣味のボルダリングでも物理のこと考えながらやるとおもしろいです。
物理をボルダリングで活かしてみる
ボルダリングをやってると、物理と結びつくことがほんと多いなと思います。なんかいけたっていうのも、やっぱり理由があるし、考えながら登るのってほんとに楽しいです。
物理のキーワードとしては、慣性(重心)、摩擦、作用反作用、モーメントが主なものです。
慣性(重心)
体の重心を3次元的に感じましょう。
壁からの距離が近いところに体があると、腕の力で壁にひっつこうという力が少なくて済みます。石の垂直方向に重心があれば腕の力は必要ないです。
だから、基本的に体は壁にくっつけておきましょう。
ランジの課題(ジャンプしてホールドをキャッチする課題)では、ビビらないのが大事です。ビビると、体が壁から離れて距離が出せなくなります。
運動エネルギーが位置エネルギーに完全に変わった瞬間にホールドを掴めたら一番楽に登れます。
摩擦
摩擦が全てなんじゃないかと思うくらい摩擦は大事です。
よくみんなフリクションが・・・って言ってます。
摩擦力=垂直荷重(面圧×面積)×摩擦係数
ホールドによってつるつるのものがあったり、ざらざらしたものがあって摩擦係数はホールドによって変わります。いかに摩擦力を上げるかは垂直荷重にかかってきます。
角に乗ると滑ってヒヤヒヤしたことないですか?角は乗らないほうがいいと思います。面積が小さいから摩擦力がかかりにくいからです。
初心者の人にとっては結構盲点なんですが、実は壁も摩擦かけれるんです。
壁に対して足をつけたら壁に垂直成分の力をかけるほど壁と水平にかかる摩擦力をかけれます。その力が体を支えるに足りるだけあれば、壁もホールドのように体を支える要素になり得ます。
今回は趣味の話から、体の動かし方を考えてみました。
勉強を生活に活かしていきます。