第8回LoHかんたん振り返り
0.はじめに
ふゆたそです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
もう結構時間が経ってしまっているのでライブ感が全くありませんが、折角成績を残せたのに何もしないのもなと思い、今回の取組を簡単にですが言語化します。皆さんの今後の取組の一助になれば幸いです。
1.戦略と使用ウマ娘
Xでは逃げ3ばかりが騒がれていますが、今回の環境は先行も差しもこれまでより強く、それが性質上、クオリティの差を埋め得るほどの出力を生み出すことはわかっていました。
欠損が起きやすい環境なので96傑ボーダーは33700点前後程度と予想、300点までは落としても良いので33700点を実現しやすい戦略を立てようというのが僕の今回のスタートラインです。
結果、使用したウマ娘はこちら
今回、僕は逃げ3編成に対する対策を全く施していません。
コンセ、磐石、ミンナノアタシヘ等。これらは不要だったと思っています。
誤解を恐れずに言うならLoHの対面は余程のことがなければ格下との戦いであり、最も対面するのは先行や差しであるはず。しっかり情報収集している逃げ3への完全な対策は存在しないし、こちらが強く育成できているなら逃げ3対面も分の悪い勝負にはなりません。
また、上記のような対策スキルで同格対面を対策しようとすると出力が落ち、多く対面する先行や差しに1着を取られかねません。
よって、300点欠損までは許容する構想上、逃げ3を特別に対策するのではなく、収益を優先した1位取り構築で包括的に対処する戦略を選びました。
大欠損は1位を取りに行くことで抑え、危険な対面は小欠損を許容することで手を打とうとした形で結果的に33810点で着地、逃げ相手も先行相手も個体の未完成だった初日以外は危なげなく戦略を実行することが出来ました。
ちなみに、初日に対面のUD9ヘリオスに1位を取られた時は当然半泣きでした。
2.反省
結果としては96傑に残ることが出来ましたが、それはそれとして反省もあります。
◎反省①:ボーダーの読み違い
33700点のボーダー予想を大きく外し実際には33760点ボーダーであることは重く受け止めなければなりません。想定していたより取りこぼしが起きなかったことは僕自身の成績が想定より良いことでもボーダーが想定より60高いことでもわかります。
これを結果論とすることも出来ますが、ボーダー予想から戦略を構築する試みは次回以降も継続したいし、より正確な戦略構築を模索したいと思っています。
ただ、イマイチこの結果のズレが生まれた原因が思いつかないので、反省というよりは今後の立ち回りについて頭を悩ませているというような状況です。
◎反省②:継承固有選択
今回、人生で初めて6種継承に挑戦しました。感情としてはもうやりたくありませんが、選択の幅が広がるとそのまま多様な戦略やビルドに挑戦でき、こういうことが必要な場面は今後何度もあるだろうと感じました。
ただ、いくら逃げ3を対策しないとはいえ嫁エアグルーヴ固有”薫風、永遠なる瞬間を”は枠を作りたかった。6位に落ちた逃げがそのまま6位でレースを終える展開には抵抗の一手を用意すべきでした。たまたま本戦でそういった状況になることはありませんでしたが、それはあくまでも上振れ下振れみたいな話であり、じゃあ薫風要らなかったねとはなりません。
僕の継承選択では通常フジキセキ固有”煌星のヴォードヴィル”を入れ替えて試したかったです。
以上2点が大きな反省点です。特に継承固有は、一度育成を開始してから用意するのがかなり難しいので、事前の検討をより深める必要があるでしょう。
細かいことを言うなら育成に関する反省などもあるのですが、ここでは書ききれないのでまたの機会に。
3.その他、感じたこと
特にわざわざ大見出しを作るほどでもないですが、戦略を検討したり構想したりした中で感じたことをつらつらと。
◎加速について
ハイボルテージを心弾んでに抑える手法が今回はトレンドでしたが、その結果ノースフライトや固有発動タイキ以外のウマ娘には多くの加速余地が残っていたように思います。ノースフライトの安定感が目立ちましたが、裏を返せば他のウマ娘にはハイボルテージを選択しなかったことにより、効率的に収益を稼げる手段が失われた背景があったのではないかと思っています。
SP効率の観点からハイボルテージが外されることは当然と言えるでしょう。しかし、そこで残った加速余地はどうやって埋めるべきだったのでしょうか。
僕はつぼみやアンスキなど、シチーを外したことによって増えたSPの一部を別の加速スキルに置き換えることで対策を講じました。これは1位取り重視の構築とも相性が良く、すごく効率的だったと感じています。
◎トキメキハート、正攻法について
どっちでもいいなと思いました。敢えて言うなら正攻法を選んだ時の回復+10SPが気持ちよくて僕は好きです。回復から次の強練習を押せればもっとステSPが増えているかもしれませんしね。
主力の加速を心弾んでに抑える以上、加速を補いたいという考えからトキメキハートが流行していたんだと推察しますが、これは実際色々検討の余地があり、どちらの選択にも長短があって、結局どちらが強く使える確率が高いのかはわからないので、どっちでもいいと思います。
◎コンセは安定感が増しているのか
前からずっと気になっているテーマです。
コンセは性質上、出遅れれば出遅れるほど収益を稼ぎます。出遅れなければ全く収益を稼いでいませんし、大きな出遅れが起きた時にコンセがあればその分大きな収益を稼ぎます。前ブロックから出遅れが拡大することも防げますし、そういったケースの収益は莫大です。
極大の出遅れ確率は3割程度とされている為、3割の確率で効率のよくなる速度スキルとも言い換えられるでしょう。
コンセを外した場合に増えるスキルは優位形成や豪胆無比などの速度スキルとなりますが、これはコーナーロスや横ブロック、追い越し困難区間で収益を損なうものの、発動さえすればある程度の収益が見込めます。接続もありますし、和ユキノ固有やアガってきた進化のトリガーになるなどの目に見えにくい収益もあります。
コンセントレーションが弱いスキルだとは全く思いません。ただ、出遅れなくなるだけが”安定”と言えるのかは気になるところです。3割で強くなるスキルより、大体のレースで収益を得られる速度スキルの方が”安定”しているという見方は出来ないでしょうか。
コンセをくれるサポートカードが強ければよいのですが、一定ビハインドを負うほどの価値は果たしてあったのか、疑問に思わずにはいられません。
まあこれも、どっちもでも良いのかも知れません。
こういうことを考えている時が、ウマ娘のとても楽しい時間です。
今シーズンも大変楽しめました。
4.おわりに
簡単に振り返るつもりが結局、3000文字の大作になってしまいました。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
ウマ娘はすべてそうですが、LoHは特に団体戦を感じます。僕と関わってくださる皆さんに心よりの感謝を。
次回もまた、96傑に残れることを願いつつ。