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第9回LoHかんたん振り返り


0.はじめに


どうも、LoH大好き太郎です。今回のLoH、メインステージがついに終わりましたね。参加した皆さん、本当にお疲れさまでした。
今回は結果が出せなかったのですが、自分史上では面白い取り組みが出来たので今回の取り組みについて共有します。
冗長にならないよう気を付けますので、よろしければ最後までお付き合いください。

1.結果と選んだ編成


スコアは-530の33470。

ジェンティルドンナって、いいよね

使った編成はこちら

逃先差

いや、めっちゃ気に入ってる編成だったから96入って結果出したかった~~~~~~~~~~~~~~~

以上。


2.取り組みについて

10月末から11月の半ばまで長期出張があり、その期間ほとんどウマ娘が出来ないため、実質的な育成時間は10日ないくらいでした。
なので今回はいかに簡単に最大のスコアが出せるのかを主軸に戦略を考えることになりました。
よって、意識したのは以下

◎出力に劣る戦略を使わない

例えば逃げ3がこの戦略の代表的な例です。逃げは総出力に劣りますが、モブの分布やブロックの影響を受けにくく、挙動が安定しやすいです。
しかし、低い出力を育成で補うことになるため、しっかり時間を使える人向けの戦略と言えます。
特にこの環境は1位のアングリング×スキーミング以外に強力な加速がなく、一番最初に選択しないと決めた戦略でした。
今回は時間が多く取れない関係もあり、自身の育成のクオリティには全く期待できないため、”多少安定感に欠けても構造有利な戦略”を模索することになりました。

◎3頭目のウマ娘が出力を出せる構造を作る

これはLoHの基本原則であると思っていますが、ウマの強さ的な意味で3頭目のウマがしっかりと出力を出せるような構造は強く意識したいところです。
LoHはその仕組み上、自分と同格レベルのキャラ選択、スキル選択、育成を行っている人と対戦する回数が少なくなるため、1位を取られることは少ないです。僕の-530ですら1位を取られたのは1度です。
つまり、失点の多くは2位3位を取られることであり、”選んだ3頭のウマ娘の中で一番出力が出しにくいウマ娘を一番強く作る”ということが失点を抑えるうえで重要になると考えています。
前回LoHは96傑に残ることが出来ました、その当時(非常に好評いただいている振り返り記事です、是非見てね)は”強い対面は多少の欠損を受け入れることで抑えて、1位取りを重視した構築を使う”というようなことを述べましたが、今回は前回と違って対面出力が高いことが予想され、前回と同じような考え方では高いリスクを抱えます。

◎特定の戦略やウマ娘に入れ込まない

後ほど触れますが、僕は今回最初に目を付けた戦略から2度戦略を練り直しています。想定のミスや状況の変化があったためです。
想定のミスや思い違い、変化を受け入れずに意地になって自分の目を付けた戦略を押し通そうとは絶対にすべきではありません。
間違いは認め、常にベストであろうとすることで96傑に入る確率を最大化しようとしていました。


3.選んだ編成の変遷と構築論(まあまあ余談)

これを話した過ぎてnoteを書くことにしたレベルで満足している編成ですが、たどり着くまでには大変な時間がかかりました。


1.大逃げ逃げ先(10/29立案)
まず、一番最初に目を付けたのは水スズカ白キタジェンティルの大逃げ逃げ先です。
猫マヤではなく大逃げ水スズカで隊列完成率を高め、スズカがアンスキ白キタが本体固有ジェンティルドンナが直滑降とノンストと効率のいい加速スキルを全員が発動し、それぞれも出力に無理のあるウマ娘ではない!と、思っていました。しかし….
大逃げ→全然中盤耐えない!アンスキを打てなければ並の逃げとも勝負にならない!
先行→前モブ多めの分布で固有不発!中盤スキルも不発!先行同士の争いも乱数で出力が発揮できない!
となって戦略破綻、しかもこれが実機確認できるようになった11/15のことで本当にどないすんね~~~~~ん!!!!あと一週間もないぞ~~~~~~~~~!!!と絶望していました。
が、しかし…!

2.逃げ逃げ差し(11/18立案)
絶望と多忙とで死にそうになっていたある日、ウマ娘公式から衝撃のお知らせが届きます。

ええええ!???!?!?

えええええ!?

ジェンティルドンナで不安視されていた1-6スキルの不発も心配しなくていい、本来の差しの因子要件スキルを大抵自前で持ってる、なんだこのウマ娘は!?しかも差し版の直滑降持ち!
全身に衝撃が走りました。
即座にプランを変更。不安感の高かったスズカではなく、アンスキを打つ確率は変わらなさそうで基礎出力がスズカより高いマヤノトップガンを添えた猫マヤ白キタメサイアの逃げ逃げ差し!急いで因子を作成し、仮個体を作成。
気になっていた”終盤の開始位置”を野良ルームマッチでチェックしたところ、逃げのすぐ後ろから終盤を開始できるレースも多くあり、ウマの強度を確信。
ついに最高の編成に(棚ぼたで)たどり着いた~~~と思っていました。
この時点で11/20、さあLoH本番が始まります。

3.逃げ先差し(11/21立案)
なんとか最低限のスキルと距離Sをつけた個体3頭を作成し、ブロンズ帯を走ってみました。その結果….

アンスキを打つと1位になり、打てないと圏外になる単純さ

気づいてしまいました。「アンスキないときの猫マヤ、全然あかん!」
横に添えた白キタを強くすればするほどマヤノの終盤突入1位が危うくなるという構造、どう考えても終わっています。
なんとかパワーのあるウマ娘を猫マヤの代わりに入れて構造が破綻しない組み合わせはないかと考えた時、あのウマ娘が頭をよぎりました。

ぱわ~~~~!

白キタジェンティルメサイア….?
白キタでアンスキを打てば単逃げポジキで失われるリード分ぐらいは十分回収できる、対面逃げにもにらみを利かせられる。
ジェンティルは前のウマ娘が逃げ2から逃げ1になることで1-6スキルを不発させにくくなっている。
メサイア、最強。
こ、これか!?ということで、自前にアンスキのある白キタがなかったため、いつも兄貴と慕っているBertさんから個体をお借りして単逃げポジキの雰囲気をチェックしたところ十分な手ごたえ。(Bertさん、いつも本当にありがとう。お世話になってます)
モブ逃げとも位置取り争いしたいことや、自軍に1しか逃げを採用しない都合で逃げバトルが発生しにくいので序盤速度は思い切って斜行以外全部不採用、先手不発しても結果モブ逃げと位置取り争いが早期に決まれば差し引きの損はそんなに大きくないので番乗りも不採用、ポジキ終わってからの後半速度が欲しいので快速や初志貫徹などを揃えました。
最初の個体の戦績がこちら

圏外少ない~~~~

ええや~~~ん!

最高にかっこいい大好きなウマ娘

目論見通りジェンティルドンナもほとんど固有が欠損せず、やはりこのウマ娘のキャラパワーは圧倒的でした。
かくして、最高の編成と出会うことが出来、96自体は逃してしまいましたが、今回の選択には満足していますし納得もしています。ベストを尽くすことが出来ました。

4.おわりに


本当に楽しい環境で、言い訳がましいとは思いつつも、出張がなければとか、メサイアが早く実装されていればみたいなことをついつい思ってしまいます。
LoHはウマ娘の強さはもちろん、チケットやアイテムの使い方などで非常に幅の出る面白いフォーマットです。
今回の結果で逃げ以外が活躍できるフィールドもあるのだと感じた人も多かったのではないでしょうか。
今回は96に入ることはできませんでしたが、こんなに編成を持ち替えることはこれまでになかったので、非常に面白い体験でした。
次回こそ96になれることを願いつつ。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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