むとー

フリーランスで、ライター業をしています。ハン・ガンさんの菜食主義者を読んで衝撃を受け、韓国文学にハマりました。韓国文学をメインに、小説の紹介や感想を書いております。

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最近の記事

サハマンションは辛辣?その感想と書評とは?チョ・ナムジュの社会的作品!

『サハマンション』というチョ・ナムジュさんの作品を読んだ感想を紹介します。   本書は、『タウン』という国に抑圧された、底辺的な地位の人が集まる街に住む人々がもがきながら生き、立ち向かっていくお話です。   チョ・ナムジュさんといえば、『82年生まれ、キム・ジヨン』が爆発的ヒットを記録している作家さんで、サハマンションはそれに次ぐ社会的な作品。   本記事では、本書の概要やあらすじについて説明し、感想や心に残ったフレーズなどを紹介。   また、読者が読んだ際に得られる

    • ギリシャ語の時間は感動の名作?その感想とは?究極と究極な2人の物語

      「ギリシャ語の時間」という、僕の大好きなハン・ガンさんの作品を読んだ感想を紹介します。   本書は、言葉を失った女と視力を失っていく男の究極な局面同士の2人の物語です。   本記事では、本書の概要について説明し、感想や心に残ったフレーズなどを紹介。   また、読者が読んだ際に得られるものや、どのような人におすすめなのかを考察します。   「ギリシャ語の時間」や韓国文学、ハン・ガンさんに興味のある方には、ぜひ読んでみてほしい作品です。 「ギリシャ語の時間」とはハン・ガ

      • Hマートで泣きながらで泣くのは読者の方もだった。全米のベストセラーエッセイの感想

        「Hマートで泣きながら」という全米のベストセラーエッセイを読んだ感想を紹介します。 本書は、韓国とアメリカのハーフのミュージシャンである著者と母親の闘病生活のやり取りが、非常にリアルに記された作品で、心揺さぶられるエッセイです。   本記事では、本書の概要について説明し、感想や心に残ったフレーズなど紹介します。 また、読者が本書を読んだ際に得られるものや、どのような人におすすめなのかを考察。   ぜひ、「Hマートで泣きながら」に興味のある方は読んでみてほしいです。

        • 本屋大賞のアーモンドがすごい!そのあらすじと感想を紹介!ソン・ウォンピョンの一押し作

          「アーモンド」という韓国のベストセラー小説を読んだ感想を紹介します。   本書は、感情を失った主人公が繰り広げる感動の物語です。   本記事では、本書の概要について説明し、感想や書評・心に残ったフレーズなどを紹介。   また、読者が読んだ際に得られるものや、どのような人におすすめなのかを考察します。  「アーモンド」に興味のある方には、ぜひ読んでみてほしいです。 アーモンドとは「アーモンド」は、2020年の本屋大賞1位に輝く作品であり、韓国でも30万部を突破するほど

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          YA小説好き必見!ミカンの味の感想とあらすじを紹介!チョ・ナムジュの更なる人気作

          『ミカンの味』というチョ・ナムジュさんの作品を読んだ感想を紹介します。   本書は、韓国の女子中学生4人の、少女たちの悩みや感情、葛藤を抱えながらの成長、そんな人間関係がリアルに描かれているYA小説です。 チョ・ナムジュさんといえば、『82年生まれ、キム・ジヨン』が100万部以上の爆発的ヒットを記録している作家さんです。 本記事では、本書の概要やあらすじについて説明し、感想や心に残ったフレーズなどを紹介。また、読者が読んだ際に得られるものや、どのような人におすすめなのか

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          AI時代に気をつけたいエコーチェンバー現象と平面的、多面的思考について

          実はもうすでに何個か他のAIの記事を中心に書き終えているのがありますが、あえて本記事では、少し違う角度の話について考えていきたい。 それは、AI時代に気をつけたいエコーチェンバー現象についてです。 また、そこに付随する物事の捉え方について、平面的に捉えるか・多面的に捉えるかということについて。 実は、僕自身が長年悩んでいることでもあり、成長するには?進化するには?と考えていると、必ずぶち当たることのように感じていることなのです。 自分自身も、このAIの発展と進化に伴っ

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          スシローの話題とAI、ChatGPTの話題の共通点

          いかにも昨今を騒がす題材を扱ったタイトルだが、別に釣りたくてこの題材を選んでいるいるわけではないことはご理解いただきたい。 ただ単にこの題材に関して思うことがあって、記事を書いているのです。 ちなみに、スシローの件というのはSNSやTVでバズっている若者のイタズラの例のあれ。 そして、もう一方は、全世界を驚かせたテクノロジーの発展であるAIのチャットボットであるChat GPTに関して。 どちらも知っている人がほとんどではないでしょうか。 では、この題材で何を思って

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          記念すべき初投稿は、今を騒がすAIについて

          衝撃、仰天、革命。 どのような言葉や単語が最適なのかは定かではありませんが、これから書くお話は題名通り「AI」に関して。 僕自身2022年の12月の頭、確か2日か3日あたり? Twitterの広告でいきなり、「AIライティング」というキーワードが現れ広告の狙い通り見事に登録した。 その時は、全世界を騒がしているChat GPT!ではなく、日本のデジタルレシピという会社のCatchyというAIツール。 使ってみると、それはもう衝撃でした。3000文字くらい(約500文

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