![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18384849/rectangle_large_type_2_c08c4399498abe5f8642e62254714052.jpeg?width=1200)
書評 OJOGIWA 藤崎 翔 とにかく、ラストシーンのどんでん返しがすごい。一読の価値があります。
著者は元お笑い芸人さんで、横溝正史ミステリー賞の受賞者です
一時期、又吉直樹に続く小説芸人として話題になっていました
だからか、発想がいい
これは天賦の才だと思いました
ミステリーなので、詳しくは言えませんが・・・
4人の男女が練炭自殺をしようとしています
4人は、ハンドルネームでやとりとりしています
例えば、おばさんだから、オーバーみたいな駄洒落です
そこに車がやってくる若い男女です
Hをしはじめる
さらに、もう1台の車
スキンヘッドの男です。拳銃を持ち、男を撃ち殺し女を拉致
その車の中には3000万の現金が
それを4人でわけて自殺はやめにします
お決まりのヤクザがやってくるパターン
ここからは1人ずつつかまっていきます
4つ4様に最後にオチをつけた形になっています
それは、まるで4つの箱のようです
そして、この4つすべてを1つの箱にして、最終点な爆弾
どんでん返しが待っているということなのです
このラストを話したい、とても話したいし、言いたいことは山ほどあるのですが
ミステリーなので、ここまでです
現実的にはありえない話しだとだけ言っておきます。
発想は面白いし展開も悪くないのですが、4人それぞれにヤクザたちが仕掛ける罠が
何となく、これは?と・・・
ちょっとした中ダルみに近い感じとなり
少しもったいない気がしないでもない
2020 1/25