映画 対岸の彼女 話題のあの人たちが、お父さん役で出ています。
小説が原作の映画を見るシリーズです。
小説が直木賞を取った名作だけに、ダイジェスト版みたいになるのは仕方ないのだが、女優が見せる作品だった。
まずは、この二人である。
半沢直樹と大和田常務だが・・・
この作品に出ていた。父親役だ。
子育てを妻にまかせる嫌な夫
優しいお父さん
映画は、現在と過去の2部構成だが・・・
現代版は、この二人の女優が熱演している
そして、過去版の二人は・・・
多部未華子。彼女が出てきたとたん空気が変わる。若いころから、すでに、その才能が開花していたようだ。
昭和のファションというのが、ダサい。ひどいよ、これ。
私たちの世代って、ひとりぼっち恐怖症だと思わない?。
これがモチーフだ。「孤独」は罪なのか?。
好きでもない人と、寂しいからと群れることは正しいのか?。
小説では、リアルにそのモチーフを深堀りしていたが、映画では時間の制約もありなぞった程度になっている。多部未華子や香川照之の出てた過去編が魅力的過ぎて、メインの現代バージョンが薄く感じてしまったんだ。
多部未華子、最高という映画だった。
2020 10/25