《 無添加って、なんでしょうね。 》 一話目
「無添加」・・・何も加えていないこと
何もない、わけではありませんね。加えられていないだけ、なので。
ということは、“加える対象”はあるが、それには“何も加えていない状態”である、と。
つまり、言い方を換えると『素』であり、『本質』であると。
わたしは、現時点でそのように考えています。
ちなみに、食品表示基準では・・・
「何らかの食品添加物を使用していない」ことを無添加とする。
だそうです。
では、『書道』においての“無添加”って、なんでしょうね。
この“こたえ”と向き合うことが、わたしの命題であり、使命であり、生き様なのです。
わたしは、この『無添加書道』という言葉を背負って生きています。
生業は、書道。家族を書道の収入で養っている、一児の父であります。
おそらく、これから何度も読者の皆様にも問うことになるでしょう。
“無添加”って、いったい何なんでしょうか? と。
ここでも頻繁にこの“無添加書道”の言葉と向き合うことになるでしょう。
書に活かされて、書と共に生き、書と共に死んでいく。
わたしは、名前を 夕幻 と申します。
以後、御見知り置きを。
書を筆で書き表すこと。文章を指で打つこと。違いはあれど、同じく“書く”こと。書くことを、生業にしております。応援いただけたら有り難い限りです。