あきない世傳金と銀
着物好きの方はもうお読みかもしれませんね
今年 特別編（下）が出て
ついに完結しましたね
（本編としては13巻で一旦完結しています）
昨年 12月にNHK BSでもドラマ化されました
主演は小芝風花さん❣️
商いの道を通して人生を切り開く
女性の細腕一代記（NHKBSドラマHPより）
ドラマも良かったですよ✨
原作の雰囲気がよく伝わってきましたし
キャスティングもイメージに合ってました
舘ひろしさん 渋くて素敵でした
小説は全13冊＋特別編が2冊
摂津（現在の大阪・兵庫の一部）に
学者の子として生を受けた主人公 幸(さち)
飢饉や疫病で家族と別れ
大坂の呉服商 五十鈴屋に奉公に出されます
番頭さんや大奥様に
その賢さを認められて 商いの道を志すようになります
『買うての幸い、売っての幸せ』を信条とする五十鈴屋の数々の危機を 幸がどう乗り越えていくのか
目が離せない展開に寝不足必至です
スケジュールに余裕がある時に読むことをお勧めします(笑)
夜中まで読んでしまいますので…
ストーリーだけでなく
着物の色や材質のこと
着物と帯の合わせ方
糸や織物のこと
上方と江戸の好みの違い
人形浄瑠璃のこと などなど
着物好きとしては興味深い内容がたくさん書かれています♪
そしてこの作品の大きなテーマである
買うての幸い、売っての幸せ は
現代の商売にも当てはまると思いました
サービスを売る着付師の場合でも
しっかりとした着付けをして喜んでもらい
喜んでもらったことを幸いとして対価を頂戴する…
また初めから読みたくなってきました*******************************************
～読んでくださってありがとうございました♪着物や着付けのことを時々書いていきます～
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