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賽銭とご利益

だいぶ前、東京にある門前仲町に用事があり、お参りに行こうと参道を歩いていたら、「手持ちのお金をすべて賽銭箱に入れなさい」とささやく声が聞こえました。そのとおりにしたところ、どうでしょう、それ以来お金に困ることがなくなりました。(お寺での出来事です、それ以降お金に困らなくなりました、それまでは困っていたということです)

もっとまえ、赤坂の神社に、新年の参拝で上司と一緒に行ったことがありました。5円を賽銭箱に投げ入れたら、賽銭箱の三角になっている部分に5円が接触して、勢いよく跳ね飛ばされ、賽銭箱から1メートルほど離れたところに落ちました。それを拾って、賽銭箱の上から5円玉をゆっくり落としたのですが、再び弾かれて飛んでいきました。

その年は、公私ともに最悪の年で、何をやってもうまくいきませんでした。あの頃の私は自分本位で、自分さえよければいいという欲望の塊でした。そんな汚れた心の人間に、神様は力を貸してくれなかったのでしょう。

神社では、「祓いたまえ、清めたまえ、守りたまえ、幸い給え」とお祈りし、何かをお願いすることはしません。悪いものを祓ってもらい、心を清めることが大事だと、勝手に解釈しています。

神社にまつわる不思議な話はまだありますが、やはり神聖な場所であると信じています。

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