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AI先生

先日、ある会社の方と話をした際、その会社の管理職がわからないことがあるとAIに問い合わせて問題を解決していると言っていた。

学生が卒業論文や課題の提出、読書感想文など、時間と労力がかかる仕事をAIに頼んでいることは、教育環境ではほぼ一般的になっているだろう。

問題なのは、企業や学校が社員や生徒にその解決を求める中で、AIが問題解決をしてくれるなら、彼らの存在意義はどうなるのだろうか?

大きく異なるのは、前者(企業の場合)は営利につながるため、おそらく問題をAIに解かせる社員はいらなくなるに違いない。一方、後者(学校の場合)はお金を払って勉強をしているので卒業はできるだろうが、学生の本分である学力が身につかないため、損をするのは自分になるだろう。

AIは明確な回答を導いてくれるが、これらのことに共通しているのは問題提起能力である。常に問題意識を持つことは大事だし、こうして考えを文字にすることも重要だと思う。

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