ベートーヴェンの思い出
今朝はしとしと雨。
先週も金曜日雨だったなと思いながら、
誰もがベートーヴェンの楽譜を買って最初に弾くであろうソナタの1番1楽章を聴きながら思い出を話そうと思います。
この曲は難易度とかそんな話よりも、
楽譜を買った時の印象が強く残っています。
まず初めてのヘンレ版を買ったウキウキ、そして楽譜を開いた1ページ目にある、小学生の私にはとてつもなく恐ろしく見えるデスマスク。
あまりにも恐くて譜読みのために楽譜を開けなくなったのを覚えています。
ただ1番の1楽章、とってもいい曲なんですよね。
それまで弾いていたソナチネとは大きく異なる、単調、最初からノンレガートで演奏するというカッコ良さ、譜読みをしながら「あの顔恐いけど、あの人がこの曲作ったのかぁ」と思った記憶がしっかりと残っています。
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