年寄りのぐち(至高の1台を求めて
50歳を超えて、ロードバイクを再開し、首の痛さ、下ハン握ったときの前方視界の確保のため、アップライトなポジションのロードバイクを求めていた。
そして、暫定的バイクとして、エスケープRドロップを購入し、ベストポジションを求めて、日々試行錯誤しているのが、現在。
そんなとき、こんな動画を見付けてしまいました。
自分の近未来を見せられているようで、少し悲しく感じてしまいましたが、ロードバイクのジオメトリに苦しめられているのが、自分だけではないことがわかり、「俺は間違っていなかったんだ!」という思いを強くしました。
私が知る限り、50歳以上のサイクリストに優しいアップライトなロードフレームは、ほぼ存在しません。
しかも、メーカー各社が販売しているエンデュランスロードという比較的アップライト(しかし、年寄りには全く不十分)なジオメトリのバイクは、フレーム単体で販売されることが少なく、そのため、フォークコラムでスタックハイトを稼ぐ余地も少ない。
マジで手詰まりなんですよ。
私が知る限り、何とかアップライトなポジションを確保できそうなのは、ジャイアントのコンテンドARぐらいかと。。。
この現状は、自動車で例えると、市場にはフォーミュラーカー、フェラーリ、マクラーレンといった浮き世離れしたレーシングカーだけが販売されていて、GTR(4人乗車できて、オートマ)、4ドアポルシェ、BMWMシリーズといった、老人でも普段使いできるスポーツカーは販売されていないようなものです。
・・・例え話が、ウザイんだよ!という突っ込みを自分でもしたくなりますが、要するに、結構お金持ってる層、高級ロードバイクを買ってくれそうな年寄りの需要を満たすバイクが現状ないって、どういうこと????ふざけんなよ。俺の欲しいフレーム出せ!って話です。
冒頭の動画の70歳のお方は、アップライトなポジションを確保するために、フラットバー化されてしまいましたが、私が望むようなフレームを出してくれれば、70歳でもドロップハンドル(フレアタイプ)で楽しめたと思います。また、ポジションの自由度という点では、高齢者にとってもドロップハンドルが優れていると思います。
ということで、私が欲しいロードバイクフレームの要素は、次のとおりです。
①カーボンフレーム
②エスケープ並のアップライトなジオメトリ
③フレーム・フォーク重量が1.5㎏ぐらい。
④メンテナンス性を考えた外装ケーブル
(⑤豊富なカラーバリエーションによる差別化)
こうやって書き出してみると、すごくシンプルな希望なんだけど、これを満たすフレームが売ってないって、ビジネスチャンスを無駄にしていると思うんだけどね。。。。(そうでもないのかな)
そもそも、時速50㎞以上出す人と、アベ30㎞以下で走る人が同じようなバイクに乗っているのが間違いだと思うんだけどね。しかも、最近のフレームは、昔に比べてポジション変更の自由度が少なくなっているから、超一流プロ選手と同じフレームを庶民が使うことの、ミスマッチは拡大していると思う。
こんな文句を言っていてもしょうがないので、フレームをオーダーすることも考えたのだけど、クロモリって重いし、さびるし・・・
至高の1台への道は長い
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