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手組ホイール

 画像のハブは、77Dura、28H。20年前に中古で購入し、デッドストックとなっていたもの。当時は、お金もないのに、Duraに憧れ、何時かホイール組むためと思って購入した。フロントハブについては、一度、チューブラホイールを自分で手組みするのに使ったが、チューブラーにはまらなかったので、場所を取ることもあり、ばらしてリムなどは処分してしまった(今考えると、もったいない)。
 このハブは、何度かヤフオクに出そうかとも思ったけど、なんとなく処分できずにいた。基本、物を捨てることができないタイプの人間なのかも。
 さて、このハブでどんなホイールを作ろうか?
 タイヤの太さについては、自分にとって28Cがベストという結論がでたので、次はタイヤの種類をクリンチャー、チューブラー、チューブレスのどれにするかが問題。
 まず、今のトッププロを参考にすると、チューブラーかチューブレスが候補になる。そして、巷にあふれるチューブレスに関する話を聞くと、チューブレスに魅力は感じない。
 https://www.youtube.com/watch?v=ppnnQ6rO2iw

 ↑の動画は、すごく参考になる。この動画を見ると、チューブレスの魅力は、軽くて乗り心地がいいということだけど、だったら、同じく軽くて乗り心地がいい、そしてリムまで軽量なチューブラーでいい気がした。

 けれど、28Cのタイヤに限定すると、クリンチャーでも十分乗り心地がいいように感じる。そして、クリンチャーでも軽量なタイヤ・チューブはある。。。
 もちろん、軽量かつ乗り心地を突き詰めれば、クリンチャーはなしという話になるのだろうけど、自分の用途ではそこまで突き詰める必要はなさそう。
 クリンチャーと比較したチューブラーの優位性は、23Cぐらいのタイヤで際立つように思える。チューブラは、その構造により23cでも乗り心地をよくできる。他方で、28C以上になってくると、エアボリュウムで乗り心地を良くできるので、チューブラの構造の優位性が薄らぐように思える。
 また、リムのアールと、タイヤのアールの整合性にも問題が出てきそう。

 ・・・とは言え、シクロクロス競技を参考にすると、30C前後でも、「荒れた路面」では、クリンチャーより、チューブラの方が優れているようだ。

 その他のメリットデメリットで比較してみると、
➀パンク時の空気の抜け方が緩やかなチューブラー→安全。
②チューブラなら空気圧を下げられる→オンロードでは、それほど低圧にする必要がない。
③クリンチャーは、経済的→パンクしなければ、大差ない。
④クリンチャーは、タイヤの付け替えが楽→慣れれば、チューブラも言うほど大変ではない(付け替えの頻度は多くないし)
 こうやって比較検討すると、甲乙つけがたく、パフォーマンスだけに目も向ければ、わずかな差でチューブラーが良い選択な気がする(パンク時の安全性、リムを含めた軽量化)。
 しかし、タイヤの付け替えに慣れていないので、クリンチャーも捨てがたい。。。
 悩ましい。
 現在、フロントにクリンチャー、リアにチューブラというトンデモな運用をしているが、2時間以内のトレーニングライドで、違いはほぼ感じられない。
 違いが感じられないので、
①お手軽なクリンチャーを選択する
②リム重量が軽くなる(アルミリムで50g程度は軽くなりそうな)チューブラを選択する
のどちらを自分が求めているか?という話になる。
 このノートを書き始めているとき、もやもやしていたけど、良いホイールが欲しいという気持ちに忠実になると、チューブラーに行き着きますね。
 お手軽なクリンチャーは、古のWH-7700と、付属の鉄下駄があるしね。。。

 以下は、参考になりそうなサイトを備忘録メモ

*追記

 チューブラーかクリンチャーかを検討するために、ランニングコストについて、考えてみた。
 普段の自分の乗り方は、1回に約25㎞
 それが、週に2回、1か月200㎞+ 街乗り・通勤 多めに考えて1か月の走行距離が300㎞、1年だと3600㎞。
 この程度の距離だと、パンクさえしなければ、タイヤ交換は年1でいける。
 だったら、コスパの面では決め手に欠けそう。

…全然関係ないけど、一番欲しい完組をメモメモ。少スポークが、惹かれる


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