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向上心に苦しむ同人女

初めまして、同人女の中村と言います。
いつも心身を助けられているnote、心境整理のため自分でも書いてみようと思い立った。

・この記事は二次創作、CPについての話を含みます
・心境整理用なので纏まっていないかもしれません、ご容赦ください

前提として、私はADHD、胃腸周りの持病でかなり友人の少ない、そして交流が苦手な二次創作小説書きの腐った生きづら人間。
(診断されてはいないけど多分もっと疾患あると思う)

さて、まずは何から話そう。
私はオタク歴もそんなに長くない、そして同人歴はまだ一年程度、超ひよっこ。
とあるジャンルで推しの字書きに出会い、そこから狂うように二次創作に没頭してきた。
ネットに小説をあげるよりかは本を作るのが好きで、どこかで何か表現していたい。との不明瞭な私の欲求を満たしてくれた。


そんな私はとにかく、嫉妬心が強い。



もーーーーそれはそれは天変地異が起こりそうなくらいには。何やってもダメ。治らないのだ。

特に推しカプの字書き相手になると(バズったり伸びたりしてるのを見かけると)もう私の心はメラメラメラメラと地獄のような炎を燃やし、目につくもの全部焦がしてしまいそうな勢いになる。

最初はこんなんじゃなかった。多分。
推しカプかわいーな、すきだな。そんな純粋?な思いを形にするのが好きだった。(幼い頃から創作は好きだった記憶があるし)

だが、同人女としてここまで来ると話が違う。
数字や評価が気になる、よね…分かってる分かってる皆まで言うな。
私は人の上に立ちたい欲求でもあるのか、所謂神字書き、に憧れている節がある気がする。私の推し字書きは多分神だ、というか化け物かなんかだと思ってる。(最上級に褒めてるの♡)

そんな考え方のせいで、私は一生、見えもしない嫉妬という感情に苦しんでいる。

具体例、私より年下らしきケーキさん(仮名)が彗星の如く現れて某作品投稿サイトに投稿して、ふわふわで軽口でライトな文章がウケた。
この時、我がジャンルは最高の盛り上がりを見せていたので、タイミングだったのかもしれない。(と、自分にも言い聞かせてはみた)

がしかし、抑えられない感情は太る一方。
体調が悪化してきた。

自分の練りに練った推しカプ小説よりなんで伸びるんだ、わんわん泣きたい悔しさを堪えて読んだ。そして気づいた。

全くもって別物だ。

そりゃそうだ。
よくよく考えれば分かることだった。
なんか一瞬比べる気も起きなくなったが嫉妬心はまたむくむくと復活してくる、やめろ。

私の書く文は正直言って読みづらい。だって重過ぎるのだ。とても初見の人が読みたい内容ではない。

地の文が素敵な推し字書きを目指して書き続けてきたせいか、私はその点にとにかくこだわりがある。だが分かっている……万人受けはしないと。
分かってんならさっさと諦めて自分の創作にのめり込んでいろ!と自分でも思った。結果なんて後から来るものだ。
でも、見えちゃうよね〜数字!
私が目の敵にしてしまってる方、楽しそうに投稿して楽しそうに数字貰ってる。ああ…眩しい、羨ましい、羨ましいな。
……だからといって、私はその人のような文章を書きたいとは一ミリも思っていない。プライドのかまたりだ。

元々ADHD。忘れっぽいしマルチタスクは苦手だし、なんでも寝れば忘れるっぽいが、この性質なぜかうまく働かず、嫌なことや怖かったことは何度も何度もフラッシュバックする、最悪だ。
そして私を一番苦しめているであろうことを紹介する。

それは、「努力したことまですっかり忘れてしまうこと」だった。


タイトル通り、私は自分の二次創作活動において向上心の高い完璧主義な傾向がある。
だからこそ、出来る努力は惜しまずに来たつもりだ。
心動かされる人の文章を研究し、色んなジャンルの音楽を聴き、感想を書き、映像作品、その他感動した感情などを大事にして、自分の書きたいものを書いてきた。
何より、小規模ではあるが推しカプの作品ノックをしたり、長編小説らしき物を書いてみたり、辛かったが、無事本に出来たりして嬉しかったはずなのだ。
確か褒められたりもした筈なのだ。


はい、全部綺麗さっぱり忘れました。



がんばったのにぃ〜〜(泣)
過去の自分が可哀想、ほんと。

どれだけのことを成し遂げても、私の旅、宿屋で休んで目が覚めた次の日には「はい!またレベル1からやり直しな!」の鬼畜RPGで、恋愛小説のヒロインのように記憶喪失を繰り返す。
そりゃどれだけ頑張ったって自信がつかないわけだ。忘れるんだもん。
自己肯定感が低すぎる、しかし向上心が高い。
人に評価されたい。
相互さん方の楽しそうな日常を見ていても純粋に喜べない。
なんか変なマウントのようにすら思えてしまって、最近はミュートミュートミュートの擬似壁打ち?を試してみている。なんも見えん、♡も押さない、が結構快適だ。

少なからずSNS上で交流をさせていただいている方々もいるが、正直かなり疲れてしまっているのかもしれない。
私はやりすぎる節があるので、♡もRPもして空リプ。本当に好きだからしているのだが、なんか相手からの反応を求めているからやっているみたいで怖くなってきた。
今後はRPだけとか、もう♡だけに留めるとかで、自分が無理せず楽しめる推しカプの垢運用をしていきたい。

そして困ったことにそんなジャンルの最中、私は今後イベント参加予定がある。つまり原稿がある、表紙依頼をしてしまった。あとはお分かりですね?
頑張ります、出来るだけ。

こんな私が、なんでまだ書くのか、書き続けるのか、よく分からない。
でも推しカプを愛しているからだと思う。(飽きたらぱたっと書けなくなる人間なのでいつ嫌になるか分かったもんじゃないが)
このまま感情の起伏が他人への嫉妬で酷くなるくらいなら、これからSNSを完全告知垢にしてオフイベ専門になることも検討したい。
そう踏み切れていないのが、今の二次創作同人活動が数字に左右される世界で、交流しなければ買っても読んでも貰えない。と私が何か勘違いしているからだと思う。

とりあえず深呼吸して落ち着け、おまえは評価されるために書いているのか?
売れなくたっていいじゃないか。オフイベ専門でクオリティの高い物を提供し続けることが出来るのなら、本望じゃないか。


今一度SNSの使い方を、よく考えてほしい。


また落ち着かない時には、何かしら書いてみたいと思う。

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