ファクト(事実)とオピニオン(意見)使い分けの重要性
学びは〇〇を知る第一歩
お久しぶりです。
更新頻度ゆるめの投稿ですが、いつもこのnoteを開いて頂きありがとうございます。
あらためて感謝申し上げます。
さて、年末から年明けにかけて、有料セミナーを7本受講しました。その中で沢山の気づきや学びに遭遇しています。
あらゆる学びの機会は人生を豊かにするもの。その中で、きちんと自分の学びに投資することは、お金をかけるから脳が妥協を許さない(お金をかけたから実行しないともったいない)状況を強制的に作り出し、自分の血肉に変えれるのでおススメです。
学びで得られる効果は…
「自分は何も分かっていなかった!が分かる」ことです。
必ずここにたどり着きますので、学びの本質を理解せず、「あー、自信なくなる~」なんて落ち込んでないで、それは学んでいる証拠なので、くれぐれも落ち込まないで一緒に頑張りましょう。
前置きが長くなりました。。汗
そんなセミナーの一部。上司と部下コミュニケーション的な講座において、部下からの報告を受ける際は、合わせてちゃんとその時の部下の感情も引き出してあげましょうという話がありました。
「あなたはその時どう思いましたか?」という感じでちゃんと聴く。
そうするとそこに「この人は自分のことを分かってくれる。分かろうとしている」と共感が生まれ関係性が向上するとのこと。
ここで、私が職場でよく口にしていた言葉が脳裏に浮かびました。
「ファクトとオピニオンを使い分けてくださいね」です。
仕事に対する想いが強いのは良いことですが、想いが強すぎるあまりに、このファクト(事実)とオピニオン(意見)がごっちゃになるケースが多々あります。
部下からの報告はありのままを聴く意味で、さえぎらず、先ずは言いたいことを言わせるという姿勢を貫いていたのですが、時折発生する理解不能な報告内容に頭を悩ませることがあります。
例えば、皆さん。
次の会話はいかがでしょうか?
<防災訓練を実施した報告の場面で。。>
「昨日の防災訓練は、住民の地域防災に対する意識が低い、ということが原因だと思われますが、思ったような人数に届かず、また、私らの情報発信も分かりにくかったという声もあったので、企画した自分としては盛り上がりに欠けたので、ま、結果としては課題アリの内容でしたねーーー。」
友達会話では成立する会話でいいと思いまが、ビジネスの場では主観が多すぎて、欲しい情報が一つも入っていません。管理者は先ず、事実ベースの話が欲しいんです。
これを聞いただけでも瞬時に沢山の疑問が湧いてきます。
〇で、参加者は結局何人?
〇住民の意識が低いと誰かが言ったのか?
〇思っていた人数は?
〇情報発信が分かりにくいと言ったのは誰?
〇盛り上がりに欠けた内容は?
〇また、盛り上がりに欠けると誰かが言ったのか?
〇課題は何?改善点は?。。。。 等々。
意見はちゃんと聞くので、まず事実をくださーーーーーーーい。
てなります。笑
ビジネスシーンで起きるミスの第一歩が、こうしたファクト(事実)の報告をきちんと行っていないことなのではないかと私は思います。
以下、内容だけ整理しておきますね。
ファクト: 客観的で、証拠によって証明または検証できる情報。例えば、「2023年の売上は1000万円だった」というのはファクトです。
オピニオン: 主観的で、個人の信念や経験に基づく判断。例えば、「私の考えでは、今年の売上はもっと良くなるべきだ」というのがオピニオンです。
報告時におけるファクトとオピニオン使い分けの重要性
信頼性の向上: 上司に対してファクトに基づく報告を行うことで、情報の信頼性が高まります。ファクトは検証可能であり、誤解を避けるためにも重要です。
意思決定の質の向上: ファクトに基づく情報は、上司がより良い意思決定を行うための基盤となります。オピニオンを混ぜると、主観が入るため、判断が曖昧になる可能性があります。
コミュニケーションの明確化: ファクトとオピニオンを明確に分けることで、報告内容がより理解しやすくなります。これにより、上司とのコミュニケーションが円滑になり、誤解を避けることができます。
問題解決の促進: ファクトを基にした議論は、問題解決に向けた具体的なアクションを導きやすくします。オピニオンが多すぎると、議論が感情的になり、解決策が見えにくくなることがあります。
いかがでしたか。
もしかすると、報告聴く側にも問題があるかも知れませんね。
事実関係の報告を受けた際は、感謝や労いをお伝えするとともに、確認後にはちゃんと「その時に〇〇さんは何を感じましたか?」って聴けるようになると、「ファクトの報告後は、オピニオンを言っても良い時間」と定着していくのかも知れません。
今日もありがとうございました。