ぷらっと関東ひとり旅 2 三笠
さて、猿島から帰ってきたのでいよいよ念願の三笠へ。
日本の「三笠」、イギリスの「ヴィクトリー」及びアメリカの「コンスティチューション」は自国の独立を守るための重要な海戦において勇敢に戦い歴史的な勝利を収めたことから世界の三大記念艦といわれています。なんか偏ってる気もしないでもないですが。
東洋のネルソンと言われた、東郷平八郎の像ですね。海自関連にはよく行くのでお馴染みな感じです。
ただ、私別に軍もの好きではなくて、どちらかというと船舶好きなんで軍艦とかに詳しいわけじゃないんですが、この時代の軍艦は甲板部分がまだ覆われていなくて、安全性は低いんでしょうけど、開放的な感じがしてデザインとして好きなんですよね〜(´∀`)
まぁ、現在ある三笠は復元であって日露戦争に行ったものではないのですが、往時の軍艦に近いものに私みたいなただのヒトが小銭をいくらか払って(300円だったか)見られるわけですから、恵まれてますよね〜
いや〜、念願すぎて、なかなか階段を上るのに躊躇してしまったほどです。
イベントがあったかで、なぜかテントがしてあり、あまり開放感はないですが、主砲の大きさは実感できます。
そして、私が気になる部分はというと、
もちろんここからは上れないので別の場所から上ってみると、
記念艦三笠で1番気に入った場所ですね。ここでしばらく風に吹かれていました。30過ぎてから急に船が好きになったので、「船員って職業があったのか〜、もっと昔に船が好きになっていればそんな道もあったのかな〜」って思ったりもしましたね。まぁ、もちろん大変だとは思うんですが。
こうして見ると迫力ありますよね〜(≧∀≦)!!
前甲板には30cm主砲2門、主錨などが装備されています。
ただ不思議だったのが、この司令塔前後にあるんですが、
お腹の大きい人なら挟まってしまいそうな出入り口なんですが、どうなんでしょうか?明治時代の人は確かにそんな体格がよくないとは思いますが。
装甲艦橋は35cmの厚い鋼板で囲まれ、中には磁気羅針儀、操舵輪、速力指示器が装備されています。
日本海海戦において東郷平八郎連合艦隊司令長官が戦闘の指揮をとった場所です。 東郷司令長官、加藤参謀長、伊地知艦長、秋山作戦参謀の立っていたプレートが示されています。
ただここまでずっと高い場所で、高所恐怖症の人とかはちょっと怖いかな〜と思います。
次は下に下りて、
あー、もう好きすぎてここに住みたい。トイレもあるし、ハンモックもあるし、ここに住めたらな〜と思ってきました。
さて、甲板を潜って階下へ行くと
クラシカルな空間がありました。明治時代のものなんでもちろんなんですが、甲板より上階は木目の床以外は金属に覆われているので、一気に雰囲気変わりますね。
いろいろな展示物を見終わりそろそろいい時間になってきたので名残惜しいきもしながら、三笠をおりました。
目的は果たしたので、適当に横須賀を歩きながら帰ろうとぶらぶらしていると
生まれてはじめて見ました、米軍基地。違和感半端なくてびっくりしました。関西ではほぼ見かけないですから。
この半年後にまた沖縄で恐ろしいくらいに目の当たりにすることになる米軍基地ですが、このときはそんなこと知る由もありませんでした。
またまた歩くとうって変わって、
軍艦も好きなんですけどね〜、バラ園も好きなんです(´∀`)〜、いいな〜、横須賀がもっと家から近くだったらな〜
ヴェルニー公園というらしく、フランス人技師の名前からつけられたらしいです。公園の対岸にヴェルニーが建設に貢献した旧横須賀製鉄所跡地が臨めて、フランス庭園様式を取り入れた公園みたいで、すごくおしゃれ〜
だんだん日も暮れてきて、
あ、あれに見えるは( ゚д゚)、
はぁ〜、私には萌え要素たっぷりの横須賀のまちをあとに、この日は東京のオフ会に参加したのでした〜
つづく