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【わたく史】雑巾でこぼした牛乳拭いてた2歳児の私
わたく史なる自分史を書くことを推奨しております、44歳のりょんこです。日々遠のいていく記憶と、それを掘り起こす作業。つらいことも面白いことも色々あって今ここにいる。
自分の人生なんて平凡だと思っていても、ちょこちょこあった出来事を書くなんだか自分にはエッセイのように見えてくるかも。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー前回の私の記憶は赤ん坊編でした。
最初の記憶はベビーベッドに寝かされているという4か月くらいの時。かなり根っこの記憶。
さて、次の記憶はといいますと、これまた、保育園。
こぼした牛乳を拭いている記憶。
2歳児クラスでした。
注意散漫なタイプで何かとよくこぼす子でした。
お昼の時の牛乳をこぼすことがよくありまして、
先生から「あらーまたこぼしたー!雑巾持ってきて拭いてー」と怒られていました。
あーわたしまたこぼしたなーという記憶と、雑巾と牛乳という強烈な掛け合わせの匂いの記憶。2歳児が背負う記憶としてはなかなか重い十字架です。
しかもその姿が何枚か写真に残っています。
えっ⁈
先生が撮ったんでしょうね。なかなかの姿を撮られたもんです。一緒に手伝ってくれなったんだろうか。写真撮ってないで優しく隣で手伝ってくれなっかたんやろうか?笑
怖かったという印象があるわけですから、記憶にはないですが他にも色々言われてたんでしょう。
褒めてくれたこともたくさんあったかもしれないでも、その記憶はほぼない。。。
プラス的な記憶ゼロですわ、
ごめんなさい、先生。
牛乳こぼすと連れのように必ずくっついてくる、雑巾の記憶。
今時の保育園先生はこんな時、どんな声掛けするんだろう。とかちょっと気になるなー。
あと、昭和あるあるでしょうか?
先生の贔屓があからさまだった。
なんつうんですかねー態度もしかり、声色までも変わるみたいな。
保育園でも、小学校でも感じましたねー。
もちろんしない先生もいましたが、
子どもとは、そういうところ本当冷静に見ていますし、本能的に
あーこの人は私のことそうでもないんだなーと感じたり、逆に私のこと気にかけてくれてるなーと感じたりするものなんだと記憶をたどりながら気づくものです。
この年になって子を持つ母になりましたが、
娘や息子の友達で クソなまい‥‥
あっ!汚い言葉で失礼しました
小生意気な子どもとかたまにいまして、
そんな時もう全く可愛いと感じないし、とりあえず無理してひきつった笑顔で話す私です。
外出した時も子どもらのお友達で苦手だなーって子がいる時は気づかないふりしたりします。
自分ではやり過ごしてるつもりですが、きっと子どもって、そういうのお見通しなのだろうなーと思います。
なので、幼稚園の先生や学校の先生で、
1人1人の良さを一生懸命感じようと頑張ってくれてる姿に触れた時は本当に尊敬しかありません。
あー教育ってすごい人にとっての土台の部分なんだなーと掘り起こしてみて初めて感じます。
子どものこころは固まる前のセメントと聞いたことがあります。
一度付いてそのまま固まったらその型が残ってしまう。柔らかい時なのでなんでも受け止めるけど形を変える力もないので、そのままになってしまうんですかね。
昭和後期から平成のころ教育受けてきましたからねー今のように多様性とかも言われなかった。
なんも考えずにただ、保育園や学校に行ってたと思ってましたが、思い起こせば色々出てくるものです。私なりに足掻いていたんだと思います。
ちなみに、保育園の牛乳と並び嫌なおやつとして記憶にあるのが、サータアンダギー的な丸い揚げドーナツです。口の中は砂漠のようになるくらい水分持っていかれますし、これでもかってくらい揚げられてるのでめちゃくちゃかたい。
沖縄物産展でもサータアンダギーは買わないなーいまだに。(ちんすこうは大好き。)
好きなおやつは缶詰のパイン。
そういえば、缶詰も昭和あるあるの、よく食べるデザートでしたよね笑