中国は礼節を欠いている~誰が中国は礼節の国と言ったのか~
中国広東省深圳の日本人学校に通う男子児童(10)が刺殺された事件を受けて、上川外務大臣はニューヨークで中国の王毅外相と会談し、一刻も早い事実解明や再発防止を求めた。
会談に先立って双方進み出て握手を交わした時、王外相は早々にカメラへ向くよう上川に促し、その場での口頭による挨拶は極々短いものだった。
挨拶どころか、
というくらいの時間だっただろう。写真撮影を優先したし、上川とは話したくないというメッセージを撒き散らしたように思えた。
非礼である。
上川は、メモを読みながら(こういうのはやめて、、相手の目を見て毅然として欲しいものだ)、犯人の動機を含む一刻も早い事実解明や再発防止、中国に在留する日本人の安全確保に向け具体的措置をとるよう求めたのは当然のことである。
もう一つ当然なのは、王の反応である。「法に則って適切に対応する。日本側も冷静に理性をもってみるべきであり、政治化するのを避けるべきだ」と。
紋切り型、木で鼻をくくったとはこういうことだ。
法治国家ではない中国が、法に則ってとは笑わせる、そして何かにつけて理性的ではないのは中国だろう。執拗な反日教育、処理水を汚染水といい続ける理性のなさ。
こういう国に「科学的知見に基づく議論」を求めても効果はない。
上川は7 月26日、ラオスで行われたASEAN関連外相会議に出席した際にも、王と会談を行っているが、彼のスーツもネクタイも同じものだった。
この点でも礼節を欠いている。
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