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アメリカにGREATだった時代はあったのか?
NHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」は良質の番組である。
最近は、再放送を含めベトナム戦争(米軍人58,220人、ベトナム人300万人以上死亡)に焦点を当てているようだ。
『マクナマラの誤謬』
『勝利の代償』
同時代を生きてきた者として、分かっていたはずの事柄が実は上辺だけのものだったと強烈に知らされた。
NHKプラスで是非観て欲しい。
トランプは「MAGA(Make America Great Again)」というが、果たしてアメリカがGREATであった時代はあったのだろうか。
個人同様、個々の国にもポジティブサイドもあればネガティブサイドもある。それらを含めて歴史だろう。
昭和の日本。日本中で高度経済成長を謳歌していたような昭和レトロ再評価もあるようだが、その反面「公害」と「交通事故」という大きな問題を抱えていた。
私などは、公害をなくすにはすべての工場の操業を止めなければいけないのではないか。交通事故をなくすには、自家用車を含め車の総量規制をするべきではないかとさえ思っていた。今考えれば幼稚な考えではあったが、ここで言いたいのは、個も国家もいいことづくめではなかったということである。
アメリカは、太平洋戦争以前はインディアン虐待もあった。GO-WEST政策もアラモの戦いもエゴむき出しだった。これらはGREATか?
太平洋戦争以降、アメリカに勝ち戦はない。それでもMAGAと言い続けるのだろうか。