牟田口武志| オシロ(株)CMO

クリエイター・企業向けファンコミュニティ オシロ株式会社のCMO | 映画制作会社→CCC→Amazon→イケウチオーガニック→外資ブランド→現職| タオルソムリエ・広報プロデューサー | 書籍『ファンベースな人たち』で紹介| 日経新聞寄稿|映画・銭湯・書店・英語|

牟田口武志| オシロ(株)CMO

クリエイター・企業向けファンコミュニティ オシロ株式会社のCMO | 映画制作会社→CCC→Amazon→イケウチオーガニック→外資ブランド→現職| タオルソムリエ・広報プロデューサー | 書籍『ファンベースな人たち』で紹介| 日経新聞寄稿|映画・銭湯・書店・英語|

マガジン

  • #お店 記事まとめ

    • 2,576本

    思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。

  • タオルにこだわるお店はきっと、良いお店

    イケウチオーガニックのタオルを導入している施設でおすすめの場所を紹介していくマガジン。

  • 中小企業で働く人のためのブックガイド

    ビジネス書はたくさんあるけど、意外に中小企業向け(ベンチャーではなく、地方企業)の本はなかなかありません。中小企業で求められているのはマーケティングの最先端でもリモートワークやノマドではなく、もっと地に足をつけた本、つまりすぐ行動に移すことができる本です。このマガジンでは有名無名問わず、主観で中小企業に役立つ本を紹介します。

  • 100の銭湯、100のタオル

    所属しているさとなおラボの1000日チャレンジ企画。1000日で100の銭湯、100のタオルを紹介することにしました。

最近の記事

  • 固定された記事

企業はオウンドメディアやnoteの効果をどのように測定するべきか?

1年ほど前から、IKEUCHI ORGANICでは、noteとオウンドメディア「イケウチな人たち。」を始めました。 noteは主に商品の裏側だったり、経営層はもちろん社員の声や、社内イベントのレポートなどIKEUCHI ORGANICを主体とした情報を公開しています。 そしてこちらがオウンドメディア「イケウチな人たち。」。noteとは異なり、IKEUCHI ORGANICが主体ではなく、取引先のクライアントや、お客様が主役となり、私たちが大切にしている人たちと、これからの

    • クラファンでできること、コミュニティでしかできないこと

      私のこれまでのキャリアはEコマースの経験が長いのですが、その間にクラウドファンディングが応援購入という形で瞬く間に成長する姿を見てきました。私自身は、今年の5月からはオンラインコミュニティの会社に転職しましたが、オンラインコミュニティは、クラファンとはまた別の強みがあると感じています。 今回のnoteでは、クラファンでできること、オンラインコミュニティ(応援団)でできることについて書いてみました。思ったより長文になりましたが、継続的な支援をどう作っていくか?を考えている人に

      • 木村石鹸のクラウドファンディングと愛され力の秘密

        突然ですが、木村石鹸という会社をご存じでしょうか? このnoteでは、石鹸に全くこだわりのなかった私が、木村石鹸のファンになった経緯と、クラウドファンディングから見る木村石鹸の愛され力について書いています。 創業100周年を迎えた大阪の老舗石鹸メーカー noteを日頃からチェックしている方は木村石鹸のことを知っている方も多いと思います。木村石鹸は、1924年に創業した大阪の八尾にある老舗の石鹸メーカーです。1924年ということは、当たり前ですが、創業100周年続いている

        • 6,000円の極上映画館体験と、賑やかな応援上映を味わって、映画館に行く機会を増やそうと思った話

          スマートフォンやテレビで映画を観るのと、映画館で映画を観るのを比較するとここ数年はNetflixの台頭もあり、映画館に行く機会は少なくなりましたが、最近の映画館体験は凄いぞ!と思った話です。 私が在籍するOSIRO株式会社は「日本を芸術文化大国にする」というミッションを掲げていますが、芸術給「Touch the Art」というユニークな制度があります。 毎月3万円まで、アートに触れる費用を会社が負担してくれるのですが、オシロに入社してから、映画館や美術館にたくさん行くよう

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        • 仕事のこと
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        • タオルにこだわるお店はきっと、良いお店
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        • 100の銭湯、100のタオル
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          「プロの“真贋士“が考えていることは何か?」を学ぶワークショップに参加しブランドについて考えが深まった話

          私は現在、オンラインコミュニティのスタートアップに在籍していますが、前職は外資アパレルブランド、前々職は日本のモノづくりの会社に在籍していました。 ブランドと品質の関係や、品質にこだわるメーカーと、品質を似せてプロモーションにこだわる会社は生活者は見分けがつくのか?といったテーマには普段から関心があり、真贋美学というワークショップに先日参加しました。 プロの真贋士は何を見ているか? 五感でブランド品の真贋の世界を感じるワークショップで、プロの真贋士がどこを見ているのか?

          「プロの“真贋士“が考えていることは何か?」を学ぶワークショップに参加しブランドについて考えが深まった話

          雨の日に使うことができない、憧れの傘をパフォーマンス給で買ってみた

          傘の話をする前に少しだけ前段を。 私が所属するオシロ株式会社では、パフォーマンス給という制度があります。とてもユニークな仕組みで、業務上パフォーマンスが上がるモノに対して、一人あたり年間10万円まで使える制度という制度です。詳細については、代表杉山のnoteをご覧ください。このほかにもたくさんユニークな制度があります。 社員はレポートを書くことで福利厚生として認められるわけですが、 今回はせっかくなのでオシロのユニークな制度を知っていただくためにも、社外用に編集をした上で

          雨の日に使うことができない、憧れの傘をパフォーマンス給で買ってみた

          46歳のおじさんが外資ブランドからスタートアップに転職した理由

          1年ほど前に、40歳過ぎて転職するには?というnoteを書きましたが、1年半ほどで、まさか自分がまたキャリアを変えるとは、自分でもびっくりです。 それも慣れ親しんだB to Cのブランドビジネスから、スタートアップへ。40代のおじさん、はじめてのスタートアップです。 転職先は、クリエイターやブランドのコミュニティプラットフォームを提供するオシロ株式会社。広報とマーケティングの責任者として5月に入社をしました。 今回の転職は僕自身も予想外で全く別の環境にこの年齢で飛び込む

          46歳のおじさんが外資ブランドからスタートアップに転職した理由

          「ブランド価値が高まれば、価格を上げるのは当然」という考えはどこから来ているか

          少し前に、WWDの記事で「ジャパン・ラグジュアリー」の特集があり、大変興味深かったので、この記事を元に、日本と世界のラグジュアリーブランドとの違いについて書きたいと思います。 まず、ラグジュアリーブランドとは何か?という問いについては以下のように書かれています。 歴史があり、全世界で流通して認められていて、そのブランドにしかない意匠や技術があること。 「歴史があり、そのブランドにしかない意匠や技術があること」については、日本のブランドにも当てはまる事だと思います。 特に

          「ブランド価値が高まれば、価格を上げるのは当然」という考えはどこから来ているか

          入手困難な、エルメスの職人インタビュー作品と写真集にふれ、ブランドにとっての「ラグジュアリー」とは何かを考えた

          世界中の誰もが知るブランドであり、ラグジュアリーブランドの中でも最高峰の一つでもあるHERMES。 このnoteでは書籍と映像から日本のブランドとの共通点や、HERMESならではの点を探ってみます。 HERMES職人のインタビュー「ハート&クラフト」 HERMESが公式に認めた唯一の映像集、 「ハート&クラフト」があります。 Netflixなどの動画配信サービスでは見ることができず、DVDの販売のみ。現在は廃盤でプレミア価格になっています。 映像を少し前に見る機会が

          入手困難な、エルメスの職人インタビュー作品と写真集にふれ、ブランドにとっての「ラグジュアリー」とは何かを考えた

          犬を飼う。ボストンテリア1歳の成長日誌

          2023年2月。我が家に家族が増えました。ボストンテリアの安寧くん、3ヶ月。写真で見る、ボストンテリア成長日誌です

          犬を飼う。ボストンテリア1歳の成長日誌

          私のnoteについて〜ローカルとグローバルの考察と個人のキャリア〜

          みなさんこんにちは。 このページをお読みくださりありがとうございます。 これまで国内のブランドから、海外のグローバルECサイト、海外ブランドまで様々な業態に携わってきました。社会人経験は20年ほどになりますが、 いくつかの切り口に分けて、記事を書いています。 この記事では、主にどんな内容の記事を書いているかまとめています。もし少しでも気になるコンテンツがあれば、フォローいただけますと幸いです。 今何をしているか? 2022年に外資系企業に転職をして、どんなことをテーマ

          私のnoteについて〜ローカルとグローバルの考察と個人のキャリア〜

          長野県松本市の藤原印刷を訪ねたら、素晴らしさを再発見できた話

          松本を散策して「白線流し」を思い出す 少し前にスピッツのドキュメンタリー映画「優しいスピッツ」を見る機会があった。劇中、この曲をライブでやるの久しぶりだねえと草野マサムネがつぶやき「空も飛べるはず」を演奏しだした。久しぶりに聴いたけど、なつかしいメロディーにふれた途端、この曲が主題歌だったドラマ「白線流し」のロケ地でもある松本の町並みが思い浮かんだ。 そういえば、「松本が好きだ」と言い続けて5年ほど行けてない。少しだけ仕事が落ち着き、時間ができたので日帰りで松本に行くこと

          長野県松本市の藤原印刷を訪ねたら、素晴らしさを再発見できた話

          40代の転職は何が大変だったのか?ミドル世代の転職に備えておきたい事

          44歳の時に7年間勤めた会社を退職して、外資系企業に転職をして1年が経ちました。 一昔前は35歳限界説という言葉の通り、一定年齢を超えると転職の案件が極端に少なくなり、転職が難しいとされていましたが、今の時代は 35歳以上で転職する人も増えていて、ミドル層における転職のハードルは以前よりも低くなっています。 ただ、僕の場合は転職活動を始めて、転職先を決めるまでに9ヶ月ほどかかりました。正直こんなに時間がかかるとは思っておらず、精神的にもなかなかキツかったです。しばらくは転

          40代の転職は何が大変だったのか?ミドル世代の転職に備えておきたい事

          誰かの人生の分岐点になる仕事

          自分の関わった仕事が誰かの人生の分岐点になる時もある。前職の「イケウチな人たち。」というオウンドメディアでは、独自の哲学を持つプロフェッショナルにインタビューをする機会が多かった。 その中の一人に、後々になって「イケウチな人たち。に救われたんです」と言われた事がある。聞けば、記事を公開する前に資金繰りがあと2、3か月でショートするかもしれないという状況に陥っていたそうだ。そんな状況下での取材とは、夢にも思わなかったが、記事は想像以上に多くの人に読まれた。 記事を読み、感銘

          誰かの人生の分岐点になる仕事

          新しいラグジュアリーって何だろう

          『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』は、最近読んだビジネス書の中でも、共感する事が多く、僕自身も関心の強いテーマでもあるのでこの本をベースにラグジュアリーという言葉について考えてみたいと思います。  ラグジュアリーという言葉は人によって受ける印象も異なるはずです。それもそのはず、時代によって、言葉の定義が変わってきています。本書ではラグジュアリーの定義をこう定めています。 この「誘惑的」「豊かさ」「光り輝くもの」の3要素が年齢やおかれた状況に応じて変わる

          新しいラグジュアリーって何だろう

          サスティナブルカンパニーを離れた現在地

          前職の今治のタオルブランド・IKEUCHI ORGANICに転職したのが今から8年前の2015年。 当時はサスティナブルやエシカル、SDGsという言葉も今のように一般的ではなく、Amazonから、地方のほぼ無名の今治タオルのメーカーへ転職したことで、周りの方からとても驚かれました。 ありがたいことに、前職に入社して情報発信をすると、学生時代の友人や社会人になってから疎遠になっていた人、ゆるくつながりを持っていた人、普段は深い関係性がない方からも、応援購入のような形で、商品

          サスティナブルカンパニーを離れた現在地