3割に伝わればいい

ポイントアプリが嫌いだ。

電子マネーが最近増えすぎだ。

各々の会社で「うちのアプリで電子マネーを利用したらポイントがたまります!」

そのせいでスマホの容量が圧迫され、容量の大きなものを買おうと。

これはそういう魂胆なのだろうか。

そういう魂胆なのだろうな。

私がアプリを嫌いなのは、そもそもポイントならカードでもいいんじゃないかと思ってしまう。

カードは増えると探しにくい、わすれてしまうなどと言い出すだろうが、そもそもスマホってのはポイントを貯めるために持ってるわけじゃないんだ。

それ以外に使いたいのに、ポイントアプリを勧められることにより、それに食われてしまうのが嫌なんだよ。

コンビニやスーパーは何店舗もあるくせに、その全部で各々のオリジナルポイントアプリを作りやがる。

電気屋やら本屋やらあちらこちらでオリジナル電子マネーを始めだす。

自分のところに囲い込みたいのはわかる。

せめて「コンビニ」「スーパー」「電気屋」「本屋」とジャンル毎でまとまれ。

たまにチラッと見える人のスマホの待ち受けに大量のアプリが見えて、もう何事かと不安になる。

そんなこんなで私は、アプリのメリットを探すことにした。

探すとはいえ、ただスマホで検索をかけただけなのだが。

それで、わかったこと。

アプリで通知をスマホに送ることにより、それを見て「あ、ここ行こう」となる人間が2〜3割いるというのだ。

もちろん私はアプリの通知はほぼオフにしてしまうのでその何割には入らない。

家族に聞いてもやはり、通知を切ってしまうらしい。

10人中3人くらいの人間に通知を見せて来店するよう促すために、アプリの開発というものにお金をかける。

なるほどなと思う。

何もしなければ、いつもの客しか来ない。

今日来ないつもりだった100人に通知を送れば、その中の約30人は来るというわけだ。

1000人に送れば300人。

もちろんそれだけのメリットではないのだろう。

でも、3割の人間を動かすことができれば、世の中割とうまくいくのかもしれない。

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