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【無職タイ旅行記】大麻と銃 #2

初めまして無職のネジヤマと申します。
2024年12月16日~18日
タイ バンコクに一人旅していました。
前回の続きです。


ホテル到着

タイ旅行1日目、たどり着いた最初の目的地はサラデーン駅。
駅を出て徒歩一分で今回の旅行の拠点に到着しました。
ホテルは「西鉄ホテル バンコク」 駅近で立地が最高でした。
その名の通り西日本鉄道が運営するホテルで、日本人スタッフも常駐しているみたいです。
「海外旅行で日本語が通じるホテル?日和んなよ」
と思う方もいらっしゃると思いますが、こちとら初の海外旅行で英語もタイ語もわからんのじゃい!
過去にtoribagoとかAgodaとかの格安予約サイトで痛い目を見たことがあるので、大安心「楽天トラベル」から予約しました。これだけで心理的なアドバンテージがある。

タイのホテルはベッドがでかい
風呂はなし シャワーのみ
トイレは水洗式

荷物を置き、晩飯を食べに行く。

この付近はいわゆる日本人街で、牛角とかラーメン屋とかドン・キホーテも普通にあります。
タイ旅行に行く日本人なら定番らしいですが、「TANIYA SPIRITS」という酒屋での日本円両替レートが抜群に良いらしく、まずはそこに向かいます。
19時頃、「TANIYA SPIRITS」は日本人のおじさんでごった返しており、皆さん札束を両替し、夜の街に繰り出す準備をしているようです。楽しそう。

私は1人では酒を飲まない人間なので、いい感じのタイ料理レストランで「マッサマンカレー」を食べました。
ちょっと前に「世界でもっともおいしい食べ物ランキング50」で1位に選ばれた料理らしいです。
マジでうまい!でも日本でも食えるかも!

ラム肉とココナッツミルクのマッサマンカレー

タイ料理は「肉or魚+野菜+コメor麺」の料理が多いので非常に口に合います。

大麻屋さん

食事の後はしばらく夜の街をブラブラしていました。
そこで目につくのは「大麻」を販売する店の多さ。

マックの横にも大麻ショップ

タイでは医療用大麻が解禁されたのですが、娯楽目的は普通に犯罪。
目につくのは欧米人っぽい観光客が煙を吸ったり吐いたりしながらタレ目になっている様子でした。
らりってる人って目でわかるんだな~って思いました。
あとタイでは密告制度があるので、密告奨励金目当てで客を警察に売り渡す大麻ショップもあるみたいです。
大麻も客も金に換えられて一石二鳥。地獄の三店方式かよ。
こんなこと書くまでもないですが、大麻は買いませんでした。

2日目 射撃場に向かう

いよいよ銃を撃ちに行きます。やっぱり人生で一度は実銃撃っておきたいですよね。実績解除って感じがします。

朝10時
射撃場の方がホテルに迎えに来てくれました。
お世話になった射撃場は日本人の方が経営しており、なにからなにまでやり取りは全部日本語でOK!バンコク市内なら無料送迎付きです。
場所はタイ国警察内にある射撃訓練施設です。
マジの警察が訓練する施設なのでそれだけでテンション上がります。

最初にどの銃を撃つか選びます。
まずピストルは撃ちたい。あとせっかくだからゴツい銃を撃ちたいということで、

9㎜ピストル :50発
PCC(サブマシンガンみたいなやつ) :50発
ショットガン :25発
計125発

の3種類セット 通称「特殊部隊セット」をチョイス。
ショットガンは基本はオートマチックだったのですが、お願いしてポンプ式に変えさせてもらいました。
「コマンドー」のシュワちゃんみたいにガチャンとしたかったので!!

俺たちの「コマンドー」

事務所で手続きした後、いよいよ射撃場に行くぞ!というところで、
「じゃあ一緒にこれ運んで」と、いきなりショットガンを手渡されました。
え!?いいの???
ただの観光客にいきなり銃運ばせていいの???
まず銃の重さにビビりましたが、言われたとおり一緒に銃を運びます。
相手も銃を持っていますからね。

いよいよ撃つぞ!

射撃場

現役の警察官の方が横について下さり、まずマガジンへの弾丸装填からやっていきます。「敵が来てるぞ!早く弾丸をこめろ!」と、ノリノリでレクチャーしてくれました。
初めて実弾に触れて、これが人体貫通したらさすがに痛いじゃすまないだろうなと思いました。

インストラクションもそこそこに、「じゃあ、構えて撃って!」と、いきなり射撃フェーズに突入。
もっと安全講習とか受けるもんだと思ってました。
自動車免許取るときもまずは座学からですしね。
ピストルも工具箱に入ってるし、普段扱っている人からしたら普通にただの道具なんでしょうね。
温度感の違いを感じました。

心の準備ができていないまま、ターゲットに向き合います。
指で引き金を引くだけです。この動作だけで、高い運動エネルギーを持った物体が発射され、対象物にその衝撃を伝達し、破壊します。
そんなことしていいの?発明したやつヤバい。

銃声!!
衝撃!!!
手元で爆発が起こっているわけですから、すさまじい音と反動が伝わってきます。
「撃って撃って!」
狙いが定まっているか碌にわからないまま、がむしゃらに1マガジン(10発)撃ち切りました。
ありきたりな感想ですが、手がジンジンして耳がキンキンします。

洋画とかゲームの演出で、銃撃戦の際「キーン」みたいな音が鳴るのってマジだったんですね。

これはシャレにならないと思いました。
そして、あと115発あるのかよ…と思いました。

しかし、だんだん撃っていくと慣れてくるのが人間の恐ろしいところ。
狙いをつける余裕も出てきますが、なかなか思うようには当たりません。
FPSゲームの覗き込み視点に自分がなっているわけですが、微妙に銃身がずれていたりして、狙ったところに当てるのは相当難しいです。

走りながら動いている敵を撃っているゲームのキャラって、相当訓練を積んでいるんでしょうね。まず銃って重いし。

そして大本命ショットガンです。
肩に銃床を当てて撃ちます。
撃った瞬間殴られたような痛みが走ります。
ピストル弾とは比較にならない衝撃です。弾がでかいと火薬の量も多いのでしょう。
しかし、衝撃と爆音でハイになっていたのか、
ガシャン!ガシャン!とポンプアクションしながら連続で撃ちます。
もう狙いをつけるとかどうでもよくなってきます。
これは端的に言ってサイコーの体験でした。脳汁出まくりです。
走馬灯にでるレベルです。

タイでショットガンを撃つ30歳無職

余談ですが、ホテルに帰って服を脱いだら、肩にでっかい痣ができていました。数日消えなかったです。

感想

「日本ではできないことがしたい」と思い、実銃をぶっ放したわけです。
フィクションの中ではありったけ触れていますが、実際の経験となると「想像以上」というほかありません。
重み、音、衝撃、これらはゲームや映画では感じることができないでしょう。貴重な経験資料になりました。
射撃場は検索すれば簡単に出るところなので、タイ旅行に行く方はぜひ経験してほしいです。(武井壮のYouTubeも来たらしいです。)

次回に続く

終わった後に射撃場の奥様からミカンとバナナをいただきました。
これがまたおいしかったのですが、フルーツの話は別の機会にします。
次回は死体博物館と呪術市場の思い出です。
読んでいただけたら幸いです。

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