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学内学会「栄村ボランティア」開催報告

こんにちは。社会福祉学科の櫻井です。
今回は、9月2日~3日に実施した学内学会の「栄村ボランティア」の様子をご紹介します。

2011年3月に発生した東日本大震災の翌日、長野県内でも大地震が発生し甚大な被害を及ぼしました。武蔵野大学の社会福祉学科の学内学会(以下、学内学会)では、本学卒業生の山路知恵さんの絵手紙美術館が栄村にあるというご縁から、毎年、栄村社会福祉協議会の方々の協力をいただきボランティア活動を通じて交流を図っています。

今年のボランティア部は、1月に発生した能登の震災復興のボランティア班との栄村ボランティア班の2グループに分かれて活動しています。栄村には1年生、2年生の学生スタッフ6名と櫻井の総勢7人で行ってきました。

初日は、昨年に引き続き山路さんの絵手紙美術館を見学しました。今年は、昨年の来館時に実施することができなかった絵手紙にもチャレンジし、それぞれに味わい深い作品を作ることができました。

絵手紙美術館を訪問しました
絵手紙に挑戦中!

2日目は昨年と同様にデイサービスセンターの利用者の方々と漢字クイズや折り紙での創作活動を通じた交流を行いました。職員の方からは、昨年の活動にも参加された利用者の方も多く、今年の訪問も楽しみにしておられた方も多かったと伺いました。クイズでは学生と利用者さんが一体感を持って盛り上がり、折り紙の創作でもイチョウや鶴を作りながら、ざっくばらんな懇談を通して親交を深めることができました。

チームで準備してきたクイズのレクリエーションを披露
折り紙をしながら、会話に花が咲きます

栄村でのボランティア活動は、復興作業、子育てのサポート、お祭りのお手伝いなどの活動を中心に実施していましたがコロナ禍を経て、昨年から再び対面での交流に戻すことができました。今年度は栄村社協の職員の方からは、来年以降もデイサービスでの交流に加えて、以前のように夏祭りや地域の方との交流なども含め、栄村の方々と学生とのつながりを深められる活動を行いたいとのお話を伺いました。今後は一定期間の滞在型や複数回の訪問によるプログラムの実施の可能性等を含めた企画の実施を検討することができたらと思いました。


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