高大連携プログラム・授業を実施しました
こんにちは。社会福祉学科の中西真です。
今回は、武蔵野大学中学・高等学校との高大連携プログラム・授業を紹介させていただきます。
高大連携プログラム・授業では、まず授業担当者の中西から、社会福祉の専門性、ソーシャルワーク、スクールソーシャルワーカーの仕事、大学での学びと社会での活用方法などについて説明しました。
次に、グループワークができる雰囲気づくりのためにアイスブレイクをしました。これは、社会福祉学科ではソーシャルワーク演習の授業で実施することがあります。今回は、参加者が発話せずに、誕生日順に並ぶということをしてみました。
その後、高校生と社会福祉学科の大学生がグループに分かれて、自己紹介をしました。参加した学科の学生には、社会福祉学科の特徴である海外ソーシャルワーク実習 in ハワイや、海外ソーシャルワーク実習のパイロットプログラム in モンゴルに参加したメンバーや、今年の1月に起きた能登半島地震の被災地支援に参加したメンバーからの活動報告を行いました。
グループワークでは、身近な社会資源(社会福祉では、当事者のサポートに必要な家族、友達、場所、物、制度、専門家、専門機関などのことを指す)を紙に記入して模造紙に張り付け、作成しました。
社会福祉学科の授業では、当事者の状況を把握し、取り巻く社会資源を可視化するエコマップというものを作成することがあり、それと似たような体験ができるようにしました。
グループで社会福祉の考え方、実践について共有し、お互いに刺激を受けて学びを深めました。
社会福祉学科の高大連携プログラム・授業は、高校生からの申込が当初に設定した定員を上回り、授業後も高校生からの質問が続くほど大盛況でした。
今回、児童、司法、高齢、障がい、地域、医療の福祉など幅広い関心を持った2年生から4年生までの大学生が参加し、準備、話し合いをしながら和やかに進めていきました。
ソーシャルワーク、社会福祉とは何だろうかと思われたみなさまは、以下に学科の取り組みや案内を共有しています。ご覧いただければ幸いです。
模擬授業は、それぞれの担当教員の専門性が見られ、ソーシャルワーク・社会福祉の幅広さ、大学の授業を感じられるプログラムです。
今後も高等学校・高校生のみなさまと社会福祉、ソーシャルワークの学び、社会での活用方法をともに考えて、連携を深めていきたいと思います。
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