日本社会福祉学会第71回秋季大会が武蔵野大学で開催されます(10月14・15日)
こんにちは、社会福祉学科教員の清水です。
みなさんは日本社会福祉学会という学術団体をご存知ですか?日本社会福祉学会は、1954年に設立され、5,000名を超える学会員が「実践の学問」である社会福祉学を会員同士の相互の学び合いをもとに進め、全国大会や学会誌の発行、地域ブロック活動などに取り組んでいます。
学会というと難しいイメージがあるかもしれませんが、社会福祉やソーシャルワークは理論と実践の往還が重要であると言われています。実践者や研究者である私たちはこのような特徴を持つ学問において、「理論が専門的な実践の質を高めているのか」、「現場で行われている実践は、モデルとして展開できるのか」、「現場でクライエントと支援者のあいだにはどのようなことが起きているのか」といった様々な「問い」に常に向き合う必要があり、その議論を深める場が全国大会という形で、社会福祉やソーシャルワークに関心がある人々へ開かれています。
そして今年度、第71回秋季大会(全国大会)が、武蔵野大学武蔵野キャンパスで、10月14日(土)・15日(日)に開催されます!
社会福祉学科では、全国から参加される研究者・実践者の皆様をお迎えする準備を、開催校運営委員会を中心に進めております!
14(日)の大会校企画シンポジウムでは「テーマ:SDGsにおける人権問題への対応の検証と社会福祉学の挑戦」と題し、基調講演に「人新世の「資本論」」等の著作でも有名な斎藤幸平氏(東京大学准教授)をお迎えします。その他、初期キャリア研究者のためのスタートアップ・シンポジウムや、留学生と国際比較研究のためのワークショップ、国際学術シンポジウムのほか、多数の研究発表やポスターセッション等が予定されております。
研究発表やポスターセッションの申し込みは6月13日(火)23:59となっておりますので、学会員の方は奮ってご応募下さい!詳細は以下より、ご確認下さい。
また、参加申し込みにつきましては、9月5日(火)までが早割料金となります。大学院生・学部生は早割価格で3,000円です。また学生会員の登録手続きを9月1日までにされた方は、参加費が免除となりますので、正会員の方は是非本制度もご利用下さい。
大勢の方のご発表や参加が、開催校としても大変励みになります。当日木々が秋色に色づき始めた武蔵野のキャンパスで、皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。
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